1956 - 1962年(南極観測船)
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「宗谷 (船)」の記事における「1956 - 1962年(南極観測船)」の解説
純トン数:1,142 t(第6次) 総トン数:2,736 t(第6次) 排水トン :(満載)4.614t(第6次) 信号符字 : JDOX 全長:83.7 m 全幅:12.8m( バルジ無し)15.8 m(バルジ含む)17m(ヘリ甲板含む 第3次以降) 速度:12.3 kt 機関:ディーゼル機関2基、2軸 出力:4,800馬力 航続距離:11ktで16,400浬(第3次-6次)(燃料:重油658t) 搭載機シコルスキーS-58型ヘリコプター 2機(第3次-6次) ベル47G型ヘリコプター 2機(第1次) ベル47G2型ヘリコプター 2機(第2次-6次) セスナ180型「さちかぜ」1機(第1次) デ・ハビランド・カナダ DHC-2「昭和号」1機(第2次-3次) セスナ185型1機(第6次)(いずれも露天繋留) 砕氷能力:1.2 m(第1次から0.2m強化) 清水407t、燃料(重油)658tを満載時、11ktで60日間の連続航行が可能(第2次-6次) 貨物積載量:500 t(第2次以降、観測用物資、初期値400 tから増量) 航海計器:レーダー レイセオン社製×2・ソナー QCU-2型×1・測信義 中浅海×1 極深海×1 その他:デリックブーム、5t×2、3t×2、2t×2、電動ウインチ、3t×30m×4、3t×2、11m大発型救命兼作業艇×1、9m救命艇×1、8m救命艇×1、7.5m救命艇×1、搭載機用燃料タンク60000ℓ(第3次以降) ※当初、搭載ヘリコプターは小型のベル47G観測機2機であったため、ヘリ甲板前方に格納庫を有していた。第2次南極観測の失敗を元に昭和基地への物資輸送をヘリコプターによる空輸に切り替え大型のシコルスキーS-58型2機を追加で搭載、格納庫の容量が不足したため第3次改装の際に格納庫を撤去してヘリ甲板を拡大、露天繋留による暴露積載とし、小型ヘリコプターのベル47G2は分解して箱詰めされた状態で飛行甲板上に搭載された。 S-58型ヘリコプター1号機は1973年に退役後、南極観測当時の塗装に戻し1974-1998年まで東京・上野の国立科学博物館にジロと共に保存されていたが、1999年から筑波の保存庫に移った。
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