1950年—1990年
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「ティターン・バリカディ」の記事における「1950年—1990年」の解説
1950年1月、特別設計局SKB-221が改めて発足し、ゲオルギー・イワノヴィチ・セルゲーエフが主任設計者となった。1950年代には、大中口径砲の設計および生産が中心であったが、石油掘削装置や原子力機器の生産も担当した。 スターリングラード級重巡洋艦用305mm主砲 S-23 180mmカノン砲 D-25 122m戦車砲 D-74 122mmカノン砲 D-20 152mm榴弾砲 B-4 203mm榴弾砲およびBr-2 152mmカノン砲を近代化し牽引砲化したB-4MおよびBr-2M SM-9沿岸砲 艦載用高射砲SM-4 艦載用高射砲SM-27 (特殊機械製造設計局 (TsKB-34との共同開発) 航空用徹甲爆弾BRAB-1500およびBRAB-3000の試験用MK-1 1200mm砲 VM型原子炉格納容器 (ニジニ・ノヴゴロド機械製造工場との共同開発) クルチャトフ研究所向けBR-224原子炉支持架 浅深度掘削装置BU-40(ギプロネフテマシュとの共同開発) 掘削装置BU-50BRおよびBU-75BR 1960年代には新たに近距離戦術弾道ミサイルシステムおよび中距離戦術ミサイルシステムと輸送起立発射機の分野にも進出した。 2K1 マルス 2K6 ルーナ TR-1 テンプ-S 1973年にはヴァレリアン・マルコヴィチ・ソボレフ率いる戦略弾道ミサイル担当の OKB-1 と、セルゲーエフ率いる砲システムおよび戦術弾道ミサイル担当の OKB-2 に分割されたが、1970年代を通して協力して開発に取り組んだ。 大陸間弾道ミサイル RT-21 テンプ-2S(英語版) 戦術弾道ミサイル OTR-21 トーチカ (KBマシノストロイェニヤと共同開発) 中距離弾道ミサイル RSD-10 ピオネール 戦術弾道ミサイル OTR-23 オカー 2S7ピオン 203mm自走カノン砲用2A44カノン砲 2A65ムスタ-B 152mm榴弾砲 2S19ムスタ-S 152mm自走榴弾砲 A-222 130mm自走沿岸砲 1983年には OKB-1、OKB-2 および試作生産ラインが統合されて中央設計局 (TsKB) に改組され、OKB-1 のソボレフと OKB-2 のセルゲーエフ、それにコンスタンティン・ペトロヴィチ・イェシンが設計技師となった。1990年9月には中央設計局がバリカディ生産組合から独立し、ティターン中央設計局 (TsKB Titan) となった。1980年代には次のものを開発した。 大陸間弾道ミサイル RT-2PM トーポリ (主設計はモスクワ熱技術研究所) 戦術弾道ミサイル トーチカ-U 大陸間弾道ミサイル RSS-40 クーリエ(ロシア語版) (開発中止) S-23 9K76 テンプ-S 2K1 マルス 9M79 トーチカ A-222 130mm自走沿岸砲 ベーレク
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