あん‐じゃ【行者】
ぎょう‐じゃ〔ギヤウ‐〕【行者】
ぎょうじゃ 【行者】
行者
姓 | 読み方 |
---|---|
行者 | ぎょうじゃ |
行者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 09:32 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動行者には、次の意味がある。
- 行者(ぎょうじゃ)または行人は、○○の修行を行う者の意であり、本来は仏教に限らず、広く古代インド宗教全般に見られ、特に断食行や針山の上に坐禅などの苦行をするサドゥーが有名であり、釈迦も悟りを開く前に苦行をしていた事で知られる。中国・日本に於いては、特に山岳修行を行う者を指すようになり、修験道の開祖である役小角は「役行者」と呼ばれている。修験道の行者については山伏も参照。
- 行者(あんじゃ)とは、仏教寺院において僧侶のように出家をせず、俗人のまま、米搗きや薪拾いなど寺の雑務を行う労働者の事である。特に中国禅宗に多く見られ、禅宗六祖の慧能が、五祖の弘忍のいた黄梅山で「盧行者」として米搗きに従事していた時に弘忍から六代目として認められた事例が有名である。これが転じて、現在の日本の禅宗寺院では、高位の僧侶の身辺の世話をしたり秘書的な仕事を行う僧侶を行者と呼ぶ場合がある。
- 『西遊記』において孫悟空のこと。「悟空」という諱を避ける避諱のため「孫行者」や「行者」と記されている。この名前は、『西遊記』の元となった宋代の説話「大唐三蔵取經詩話」で三蔵法師(玄奘三蔵)を守護した猴行者に由来する。
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「行者」の例文・使い方・用例・文例
- 旅行者を引きつけるもの
- パリは旅行者にとってとても魅力のある所だ
- 人はたいてい旅行者には親切です
- その通りへの進入は歩行者と自転車だけに限られている
- バス1台の旅行者
- 昨日はこの辺りにはたくさん旅行者がいたのに,今はただの1人もいない
- 歩行者専用
- 成田空港はアジアへの空の旅行者にとって主要な途中立ち寄り地点である
- 夏の間旅行者向けに2,3本臨時列車を運行します
- テロにおびえて多くの旅行者が旅行を取りやめている
- 旅行者が続々と待合室へ入っていった
- 旅行者はその古代の城を写真に収めた
- その旅行者は疲れ果てているように見えた
- 1日の時間帯によって一部は通行可能だが、歩行者はこの区域を通行しないことが求められている。
- 運転手は赤信号で渡っている歩行者にクラクションを鳴らした。
- その行者は彼女に水を求めた。
- 週末だけ家に帰る単身赴任の会社員は、まるで週末旅行者だ。
- 訴追代行者は出廷しなかった。
- 財務代理人は、債券の発行者に代わって発行条件を決定する。
- 彼は兄弟の遺言執行者となった。
行者と同じ種類の言葉
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