ホシザキ・とは? わかりやすく解説

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星崎

読み方:ホシザキ(hoshizaki)

所在 愛知県名古屋市南区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ホシザキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/07 09:58 UTC 版)

ホシザキ株式会社
HOSHIZAKI CORPORATION
本社入り口
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 6465
2008年12月10日上場
名証プレミア 6465
2008年12月10日上場
本社所在地 日本
470-1194
愛知県豊明市栄町南舘3-16
設立 1947年昭和22年)2月5日
(星崎電機株式会社)
業種 機械
法人番号 4180001069484
事業内容 全自動製氷機、業務用冷凍冷蔵庫食器洗浄機をはじめとする各種業務用厨房機器の開発・製造および販売
代表者 取締役会長 坂本精志
代表取締役社長 小林靖浩
資本金 80億52百万円
2021年令和3年)12月31日現在)
発行済株式総数 72,427千株
(2021年12月31日現在)
売上高 連結:4454億96百万円
単体:800億92百万円
(2024年12月期)
営業利益 連結:514億79百万円
単体:122億12百万円
(2024年12月期)
純利益 連結:371億70百万円
単体:134億89百万円
(2024年12月期)
純資産 連結:3826億77百万円
単体:1311億21百万円
(2024年12月期)
総資産 連結:5439億44百万円
単体:2378億62百万円
(2024年12月期)
従業員数 連結:12,555名
単体:1,197名
2020年(令和2年)12月31日現在)
決算期 12月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ
主要株主 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 12.79%
坂本ドネイション・ファウンデイション株式会社 8.56%
公益財団法人ホシザキグリーン財団 8.21%
ジェーピーモルガンチェースバンク380055 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 5.71%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) 4.66%
ホシザキグループ社員持株会 3.29%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) 2.48%
一般財団法人ホシザキ新星財団 2.34%
坂本 美由紀 1.56%
ステートストリートバンクウェストクライアント トリーティー505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 1.29%
(2023年12月31日現在)
主要子会社 関連会社参照
関係する人物 歴代社長
外部リンク https://www.hoshizaki.co.jp/
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ホシザキ北海道・本社

ホシザキ株式会社: HOSHIZAKI CORPORATION )は、全自動製氷機を中心に厨房機器を製造・販売している日本の業務用厨房機器メーカーである。JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[1]

特徴

業務内容は、全自動製氷機(マーケットシェア70%)、業務用冷蔵庫(マーケットシェア50%)、食器洗浄機(マーケットシェア46%)、ビールサーバー(マーケットシェア75%)等、各種厨房、飲食、鮮度管理に関わる機器の他、電解水生成装置をはじめとして農業医療福祉などに関わる分野の製品を開発、製造、販売、サービスを行っている。

2005年平成17年)、業務用冷蔵庫に初めてインバータ制御を導入し、約60%もの省エネルギーを実現させ、業務用冷蔵庫としては初となる「省エネルギーセンター会長賞」を受賞。

海外では、アメリカオランダイギリスシンガポール中国ブラジルインドなどに現地法人を有する。アメリカ、イギリス、デンマーク、中国、ブラジル、インドには工場も有する。2006年(平成18年)、米国2位の飲料ディスペンサーメーカーであるランサー社を買収した。

子会社として、日本国内に15の販社と約435の営業所がある。

歴代社長

  • 初代社長:坂本薫俊
  • 二代目:稲森總一郎
  • 三代目:坂本精志
  • 四代目:鈴木幸彦
  • 五代目:小林靖浩

沿革

  • 1947年昭和22年) - 愛知県名古屋市瑞穂区桃園町星崎電機株式会社設立。
  • 1957年(昭和32年) - 国産初のジュース自動販売機(噴水型ジュース自販機[2][注釈 1] )を開発、製造販売開始。
  • 1965年(昭和40年) - 国産初の全自動製氷機を開発、製造販売開始。
  • 1968年(昭和48年) - 坂本商事株式会社設立 星崎電機株式会社の営業部門を委譲。
  • 1987年(昭和62年) - 星崎家電販売株式会社設立。
  • 1989年平成元年) - 社名をホシザキ電機株式会社に変更。
  • 2005年(平成17年) - 関連会社坂本商事株式会社、ホシザキ家電株式会社と統合。
  • 2006年(平成18年) - アメリカのランサーを買収。
  • 2008年(平成20年)
  • 2013年(平成25年)
    • 1月10日 - インドの業務用冷蔵庫メーカー、ウエスタン・リフリジレーション社の株式50.01%を取得し子会社化[5]
    • 1月28日 - アメリカの食器洗浄機メーカー、ジャクソンMSC社より食器洗浄機事業を取得[6]
    • 7月19日 - ブラジルのフードサービス機器メーカーMacom社を子会社化[7]
  • 2015年(平成27年)6月 - 中国の業務用冷蔵庫メーカー、浙江愛雪制冷電器有限公司を子会社化[8]
  • 2016年(平成28年)7月1日 - 社名をホシザキ株式会社に変更。
  • 2018年(平成30年)
    • 6月29日 - 浙江愛雪制冷電器有限公司の株式の全持分を譲渡[8]
    • 12月27日 - 子会社が工事の架空発注や従業員による着服といった不適切取引を行なっていたことを発表した[9]。この件の調査のため、2018年12月期第3四半期の決算発表と四半期報告書の提出がたびたび延期され、この日に四半期報告書が提出できなければ上場廃止になるところだった。2019年にはこの発表以後も不正取引が続いていたと発表している[10]
  • 2022年令和4年)
    • 7月1日 - イタリアの業務用製氷機メーカー、ブレマ社の全株式を欧州子会社を通じて取得し子会社化[11][12]
    • 10月3日 - 食品充填機メーカー、株式会社ナオミの全株式を取得し子会社化[13]
  • 2023年令和5年)1月5日 - 新設分割により中間持株会社となるホシザキ販売株式会社を設立[14]
  • 2024年(令和6年)
    • 2月 - パナマの業務用冷蔵庫メーカー、Fogel Company Inc.をHOSHIZAKI USA HOLDINS,INC.を通じ持分法関連会社化[15]
    • 5月29日 - フィリピンのフードサービス機器の輸入販売会社、TECHNOLUX EQUIPMENT AND SUPPLY CORPORATIONおよびHKR EQUIPMENT CORPORATIONをホシザキ・サウスイーストアジア・ホールディングスを通じ子会社化[16][17]
  • 2025年(令和7年)4月 - リビングテクノロジー株式会社の大型電解次亜水生成装置事業を買収[18]

関連会社

日本国内

  • ホシザキ販売株式会社
  • ホシザキ北海道株式会社
  • ホシザキ東北株式会社
  • ホシザキ北関東株式会社
  • ホシザキ関東株式会社
  • ホシザキ東京株式会社
  • ホシザキ湘南株式会社
  • ホシザキ北信越株式会社
  • ホシザキ東海株式会社
  • ホシザキ京阪株式会社
  • ホシザキ阪神株式会社
  • ホシザキ中国株式会社
  • ホシザキ四国株式会社
  • ホシザキ北九株式会社
  • ホシザキ南九株式会社
  • ホシザキ沖縄株式会社
  • 株式会社ネスター
  • サンセイ電機株式会社

海外

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現在放送中

ローカル枠

過去の提供番組

など各スポンサーとして企業CMを流していた。

スポーツ

男子バスケットボール部は全国大会の常連として知られている。主な出身選手に仙台89ERSでもプレーした近藤雄治。現・所属選手では三浦正和が滋賀レイクスターズよりドラフト指名を受けている。

陸上部では2006年(平成18年)のニューイヤー駅伝(第50回記念大会)で初出場を果たしていた。

関連項目

芝浦機械
一時期、販売を委託していた。製品にはTOSHIBA・HOSHIZAKI両ブランドが併記されていた。
噴水型ジュース自動販売機
ホシザキ電機が開発・製造・販売していた「オアシス」が日本中を席巻していた。上部に付いている透明ドーム状ディスプレイに商品であるジュース(備え付けの紙コップに注いで飲用するスタイル)液体が噴水状に噴出し、一見、内部のジュースを汲み上げて循環させているかの様に見えるが、実際は完全に分離されている。人工甘味料チクロ使用が認められていた頃の一杯分の料金は10円。法規制後は20円に値上げされた。参考画像
世界デザイン博覧会
ホシザキ電機も出展していた。創業者出身地(島根県)でも同社のCMを流しているため、山陰中央テレビなど山陰の放送局のローカル枠でデザイン博の映像を使ったCMが流れた。
アデリーペンギン
会社のロゴなどに使用している。

脚注

注釈

  1. ^ 2006年10月17日から10月26日まで日本橋三井本館5階国立科学博物館産業技術史資料情報センター展示ギャラリーで開催された「特別企画展 ようこそ!自販機ワールドへ~自販機産業の過去・現在・未来~」に出展されている[3][4]。また、映画「ニッポン無責任野郎」で銀行待合コーナーの場面に映っている。

出典

  1. ^ 構成銘柄一覧 JPX日経インデックス400”. 日経平均プロフィル. 2025年4月23日閲覧。
  2. ^ 沿革 - ホシザキ
  3. ^ 企画展 - 産業技術史資料情報センター
  4. ^ 特別企画展 ようこそ!自販機ワールドへ~自販機産業の過去・現在・未来~ ポスター画像 - 2009年3月27日HAWK's BLOG
  5. ^ Western Refrigeration Private Limitedの株式取得に関するお知らせ (PDF)
  6. ^ Jackson MSC LLCの事業取得に関するお知らせ (PDF)
  7. ^ 臨時報告書” (PDF). ホシザキ電機株式会社 (2013年7月22日). 2013年7月25日閲覧。
  8. ^ a b ホシザキ<1117>、食品関連機器の中国子会社を譲渡”. M&A Online. 株式会社ストライク (2018年8月7日). 2022年2月14日閲覧。
  9. ^ “ホシザキ、子会社社長解任 架空発注や従業員の着服発覚”. 朝日新聞. (2019年1月11日). オリジナルの2019年5月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190510003039/https://www.asahi.com/articles/ASLDW3K4GLDWOIPE00B.html 2018年12月27日閲覧。 
  10. ^ “ホシザキ、決算発表を延期 子会社で不適切取引続く”. 日本経済新聞. (2019年2月13日). オリジナルの2019年2月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190215034711/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41223330T10C19A2DTD000/ 2019年2月13日閲覧。 
  11. ^ “ホシザキ、伊の製氷機メーカー買収 欧州開拓に布石”. 日本経済新聞. (2022年1月18日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD13DOO0T10C22A1000000/ 2022年2月14日閲覧。 
  12. ^ イタリア 業務用製氷機メーカーBrema社 買収完了” (PDF). ホシザキ株式会社 (2022年7月6日). 2022年10月8日閲覧。
  13. ^ ホシザキ<6465>、食品充填機製造のナオミを子会社化”. M&A Online. 株式会社ストライク (2022年10月7日). 2022年10月8日閲覧。
  14. ^ ホシザキ、新設分割にて販売会社の経営管理事業を承継”. M&Aマガジン. 株式会社日本M&Aセンター (2022年10月14日). 2022年11月4日閲覧。
  15. ^ ホシザキの米子会社、パナマの業務用冷蔵庫メーカーFogel社を持分法適用関連会社化”. M&Aマガジン. 株式会社日本M&Aセンター (2024年2月21日). 2025年5月7日閲覧。
  16. ^ ホシザキ、フィリピンのフードサービス機器輸入販売会社など2社を買収”. M&Aマガジン. 株式会社日本M&Aセンター (2024年4月11日). 2025年5月7日閲覧。
  17. ^ フィリピンのフードサービス機器輸入販売会社2社を連結子会社化”. ホシザキ株式会社 (2024年5月29日). 2025年5月7日閲覧。
  18. ^ ホシザキ、リビングテクノロジーから電解水事業を買収”. M&Aマガジン. 株式会社日本M&Aセンター (2025年4月24日). 2025年5月7日閲覧。

外部リンク



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