鹿児島女子高等学校とは? わかりやすく解説

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鹿児島女子高等学校

(鹿児島市立鹿児島女子高等学校 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 07:48 UTC 版)

鹿児島女子高等学校
鹿児島女子高等学校
北緯31度36分46秒 東経130度32分22秒 / 北緯31.612861度 東経130.539528度 / 31.612861; 130.539528座標: 北緯31度36分46秒 東経130度32分22秒 / 北緯31.612861度 東経130.539528度 / 31.612861; 130.539528
過去の名称
  • 鹿児島女子実業補習学校
  • 鹿児島女子徒弟興業学校
  • 鹿児島市立女子興業学校
  • 鹿児島市高等学校第二部
  • 鹿児島県鹿児島商業高等学校
  • 鹿児島県鹿児島女子高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 鹿児島市
理念 雪に耐へて梅花麗し
校訓 勤労自治
清純理知
進取気魄
設立年月日 1894年(明治27年)
共学・別学 男女別学(女子校)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 生活科学科
商業科
情報会計科
学校コード D146210000495
高校コード 46177G
所在地 890-0012
鹿児島県鹿児島市玉里町27番1号
外部リンク https://www.keinet.com/jyoshik/
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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鹿児島女子高等学校(かごしまじょしこうとうがっこう 英語: Kagoshima Girls' High School)は、鹿児島県鹿児島市玉里町にある同市立高等学校。通称「女子高」、「鹿女子」。

概要

1894年に創立された女子校である。一時期は当時男子校であった鹿児島商業高等学校と統合していたが、1956年に再び分離した。

鹿児島学区に位置するが設置学科は専門学科のみのため学区制はなく、鹿児島市外からも日置市姶良市を中心に県内全域から生徒が集まる。制服は紺のブレザー、白ブラウスに紺のネクタイと紺のスカート

鹿児島市内の公立高校において、長らく、当校と鹿児島商業高等学校が男女別学として存在していたが、2024年度より鹿商が共学化したため、別学は当校のみとなった。[1]

設置学科

沿革

  • 1894年(明治27年) - 鹿児島市易居町の地に鹿児島女子実業補習学校として創立。
  • 1896年(明治29年) - 鹿児島女子徒弟興業学校と改称。
  • 1903年(明治36年) - 鹿児島市立女子興業学校と改称。
  • 1948年(昭和23年) - 鹿児島市高等学校第2部と改称、新屋敷に校舎移転。
  • 1950年(昭和25年) - 鹿児島市高等学校第2部が鹿児島県鹿児島商業高等学校に併合、天保山に校舎移転。
  • 1956年(昭和31年) - 鹿児島県鹿児島商業高等学校女子商業科・家庭科が鹿児島県鹿児島女子高等学校として分離。
  • 1957年(昭和32年) - 鹿児島女子高等学校と改称。
  • 1959年(昭和34年) - 現在地の玉里町に校舎移転。
  • 1993年(平成05年) - 生活科学科、情報会計科を設置。

交通

  • 自転車
生徒の約1/3が自転車で通学している。

部活

玉里島津邸

玉里島津邸の黒門

現在の校舎は島津斉興島津久光が住んだ玉里島津邸の跡地に建てられている。この邸宅は1835年(天保6年)に斉興によって造営され、明治維新後も島津家の人々が住んでいたが、第二次世界大戦で邸宅は焼失した。その後1951年(昭和26年)に鹿児島市が敷地を買収し、1959年(昭和34年)に同校が移転してきた。

現在は庭園(国の名勝、指定名称旧島津氏玉里邸庭園)や、茶室(市の文化財)、武家長屋、長屋門のほか、黒門という1887年(明治20年)12月18日に行われた久光の国葬のために築造された門が現存しており、同校の生徒がこれらの施設を毎日清掃している。一般にも開放されており、見学は無料。

関係者

著名な出身者

著名な教職員

脚注

関連項目

外部リンク




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