鹿児島実業対東海大相模延長15回とは? わかりやすく解説

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鹿児島実業対東海大相模延長15回

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/06 01:09 UTC 版)

鹿児島実業対東海大相模延長15回は、1974年8月17日阪神甲子園球場で行われた第56回全国高等学校野球選手権大会準々決勝第4試合、鹿児島代表鹿児島実業神奈川代表東海大相模の試合。

概要

東海大相模の原辰徳は1年生ながら初戦の土浦日大戦で工藤一彦から2安打するなど、ここまでの2試合で4安打を記録。鹿児島実業の定岡正二も2試合連続完封[1]と好調で「1年生に打たれるわけがないと思っていた。」という。だが初回に原辰徳に2点タイムリーを浴びる。2回に鹿実が逆転すると試合が膠着するが、9回裏2死に東海大相模が同点に追いつき延長戦に。14回に1点ずつ取り、15回表に鹿実が伊東を攻め押し出しで1点を取る。その裏は定岡が三者凡退に抑え鹿実の勝利。鹿児島県勢初のベスト4に進出した。定岡は213球を投げ18奪三振を記録した。この試合を中継したNHKは試合途中で終了したことに抗議が殺到し、翌年からは総合と教育テレビでリレー中継するようになった。

スコア

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 R H E
鹿児島実 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 5 17 5
東海大相模 2 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 4 8 2
  1. (延長15回)
  2. 鹿:定岡(15回)
  3. 東:伊東(1回2/3)、村中(7回1/3)、伊東(6回)
  4. 審判
    [球審]元橋
    [塁審]桐田・本郷・常世
    [外審]高塚・相沢
  5. 試合時間:3時間38分
鹿児島実
打順守備選手
1[一]松元昭義(3年)
2[右]溝田誠道(3年)
3[左]井上俊洋(2年)
4[中]森元峻(3年)
5[捕]尾堂栄一(2年)
6[遊]柳田正博(3年)
7[三]中村光弘(3年)
8[二]中村孝(3年)
9[投]定岡正二(3年)
東海大相模
打順守備選手
1[遊]杉山繁俊(3年)
2[二]原雅己(3年)
3[一]園田良彦(3年)
4[左]佐藤功(2年)
藤崎羊一(1年)
5[三]原辰徳(1年)
6[右]津末英明(1年)
村中秀人(1年)
森正敏(2年)
山口宏(1年)
7[捕]岩崎誠之(3年)
打右星川淳(3年)
8[投]右投伊東義喜(3年)
9[中]鈴木富雄(3年)

脚注

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