鳴尾_(名古屋市)とは? わかりやすく解説

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鳴尾 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 14:15 UTC 版)

日本 > 愛知県 > 名古屋市 > 南区 > 鳴尾・鳴尾町
鳴尾・鳴尾町
鳴尾・鳴尾町
鳴尾の位置
鳴尾・鳴尾町
鳴尾・鳴尾町 (名古屋市)
北緯35度4分34.41秒 東経136度56分1.53秒 / 北緯35.0762250度 東経136.9337583度 / 35.0762250; 136.9337583
日本
都道府県 愛知県
市町村 名古屋市
南区
町名制定[1] 1967年(昭和42年)6月30日
面積
[2]
 • 合計 0.234020703 km2
人口
2019年(平成31年)4月1日現在)[3]
 • 合計 1,336人
 • 密度 5,700人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
457-0066(鳴尾)[4]
457-0813(鳴尾町字丹後江)[5]
市外局番 052(名古屋MA[6]
ナンバープレート 名古屋
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鳴尾(なるお)は、愛知県名古屋市南区の地名。現行行政地名は鳴尾一丁目及び鳴尾二丁目と鳴尾町。住居表示は未実施[7]。鳴尾町には、14の小字が設置されている。

地理

鳴尾一丁目から二丁目は名古屋市南区の南東部に位置し、東は元鳴尾町、西は上浜町、北は南野に接する。

鳴尾町は天白川の河川用地などに僅かに残る。

字一覧

鳴尾町の小字は以下の通り[8]。消滅した字については背景色    で示す。

池田(いけだ)[注釈 1] 一ノ割(いちのわり)[注釈 2]
一番割(いちばんわり) イノ割(いのわり)
牛神(うしがみ)[注釈 3] 江北上ノ切(えきたかみのきり)
江北下ノ切(えきたしものきり) 江北中ノ切(えきたなかのきり)
江原(えはら)[注釈 4] 上十九石(かみじゅうくこく)
上浜(かみはま) 上六七町(かみろくしちちょう)
河原(かわら)[注釈 5] 申塚(さるづか)[注釈 6]
三ノ割(さんのわり) 下十九石(しもじゅうくこく)
下浜(しもはま) 下六七町(しもろくしちちょう)
神徳(じんとく) 大光浜(だいこうはま)
立長(たてなが) 丹後江(たんごえ)
チノ割(ちのわり) 常野(つねの)
堤外(ていがい) 堤内(ていない)
トノ割(とのわり) 中割(なかわり)
中割道上(なかわりみちかみ) 中割道下(なかわりみちした)
二ノ割(にのわり)[注釈 7] ニノ割(にのわり)[注釈 8]
根走(ねばしり) ハノ割(はのわり)
へノ割(へのわり) ホノ割(ほのわり)
屋敷割道上(やしきわりみちかみ) 屋敷割道下(やしきわりみちした)
八幡(やわた) 四ノ割(よんのわり)[注釈 9]
リノ割(りのわり) 流作(りゅうさく)
六七ノ割(ろくしちのわり) ロノ割(ろのわり)

歴史

前身である愛知郡鳴尾村は、明治期に牛毛荒井村を中心とする周辺7村が合併して成立した村であった。名古屋市編入後は鳴尾町となったが、後の町名整理により鳴尾町の大部分が他の町名に編入されている。

現行の鳴尾一丁目および二丁目は、大部分が江戸期まで牛毛荒井村であった地域にあたる。牛毛荒井村は元々は東部が「荒井村」、西部が「牛毛村」であったのが一村として扱われるようになったという。

町名の由来

「鳴尾」は当地周辺の古名という。江戸後期成立の『尾張名所図会』によれば、牛毛荒井村には「鳴尾松」と呼ばれる名があったという。

行政区画の変遷

鳴尾町

鳴尾

  • 1967年(昭和42年)6月30日 - 南区星崎町・鳴尾町の各一部より、同区鳴尾一丁目が成立[1]
  • 1973年(昭和48年)2月8日 - 鳴尾町の一部より、鳴尾二丁目が成立。星崎町・鳴尾町の各一部を一丁目へ編入[1]

世帯数と人口

2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[3]

町丁丁目 世帯数 人口
鳴尾町 89世帯 164人
鳴尾一丁目 422世帯 893人
鳴尾二丁目 130世帯 279人
641世帯 1,336人

人口の変遷

鳴尾

国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 1,070人 [10]
2000年(平成12年) 1,045人 [11]
2005年(平成17年) 1,122人 [12]
2010年(平成22年) 1,149人 [13]
2015年(平成27年) 1,126人 [14]
鳴尾町
1995年(平成7年) 184人 [10]
2000年(平成12年) 155人 [11]
2005年(平成17年) 188人 [12]
2010年(平成22年) 191人 [13]
2015年(平成27年) 178人 [14]

学区

市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[15]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[16]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、住所により各学校に指定されている。

字・丁目 小学校 中学校 高等学校
鳴尾町字河原 名古屋市立星崎小学校 名古屋市立本城中学校 尾張学区
鳴尾町字丹後江 名古屋市立白水小学校 名古屋市立名南中学校
鳴尾町字堤外 名古屋市立白水小学校
名古屋市立柴田小学校
鳴尾町字八ノ割 名古屋市立白水小学校
鳴尾町字流作 名古屋市立星崎小学校 名古屋市立本城中学校
鳴尾一丁目
鳴尾二丁目

施設

その他

日本郵便

  • 集配担当する郵便局は以下の通りである[17]
町丁 郵便番号 郵便局
鳴尾 457-0066[4] 名古屋南郵便局
鳴尾町字丹後江 457-0813[5]

脚注

注釈

  1. ^ 1882年の『明治十五年愛知縣郡町村字名調』では、読みを「いけた」としている。
  2. ^ 『日本 町字マスターデータセット』では、読みを「一之割」としている。
  3. ^ 1882年の『明治十五年愛知縣郡町村字名調』では、読みを「うしかみ」としている。
  4. ^ 1882年の『明治十五年愛知縣郡町村字名調』には、この字の記載はない。
  5. ^ 1882年の『明治十五年愛知縣郡町村字名調』では、「川原」(かわら)としている。
  6. ^ 1882年の『明治十五年愛知縣郡町村字名調』では、読みを「さるつか」としている。
  7. ^ 「二」は漢数字。
  8. ^ 「ニ」はカタカナ。
  9. ^ 1882年の『明治十五年愛知縣郡町村字名調』では、読みを「しのわり」としている。

出典

  1. ^ a b c d e 名古屋市計画局 1992, p. 855.
  2. ^ 愛知県名古屋市南区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年4月23日閲覧。
  3. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年4月22日). 2019年4月23日閲覧。
  4. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  5. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
  6. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  7. ^ 南区の町名一覧”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年4月23日閲覧。
  8. ^ 名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2020年11月20日閲覧。「名古屋市南区鳴尾町」のページを参考とした。
  9. ^ a b c d e f g h i 名古屋市計画局 1992, p. 856.
  10. ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  12. ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  13. ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  14. ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  15. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  16. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  17. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年4月23日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、鳴尾 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。




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