鬼道三人衆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:37 UTC 版)
「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」の記事における「鬼道三人衆」の解説
「雷帝」アーシェス・ネイに仕える魔道集団「鬼道衆」の中から選び抜かれた最精鋭にして、ネイの側近。カイ曰く「血よりも濃い絆」で結ばれているとのことだが、ダイ=アモンに関しては語られていないのもあって不明。 シーン・ハリ 声 - - / 山崎和佳奈 / 小澤亜李 呪符(フダ)使い。さまざまな呪符を使って戦う。元は戦災孤児であった。ネイの命によりD・Sへの刺客として登場。女好きの性質を利用して地方領主の娘に扮して油断させ、処女の色仕掛けと蜘蛛の呪符を使って殺そうとした。しかし、体に残されていた鎧の跡のため正体を見抜かれる。D・Sの優しさに触れて戦いを放棄、D・Sへの愛に目覚めてネイの下を離反する。その後、彼を守るためにカイやダイ=アモンとも戦うことになる。D・Sと性的関係を最後まで持つには至らず、耳朶を噛まれただけで終わったため、D・Sから「処女」と呼ばれる(名前を呼んでもらえない)。カイの治療のため、カント寺院に向かった後の消息は不明であったが、後にジオと共に十賢者の元に身を寄せていたことが判明する。「背徳の掟編 最終節」では、汎人類連合においてカイと共にシーラの側に付いている。 魔戦将軍ラン・ディ・ローズ・シュタイン・ノイバウテンの実の妹である。 カイ・ハーン 声 - - / 小林優子 / 伊藤静 魔術と剣技の双方に優れる女戦士。一人称は「俺」。性格的には謹厳実直で、後に仲間となる侍たちともウマが合う様子。シーンと同様に元は戦災孤児であった。シーンの次にD・Sと戦い、得意の石化魔法であと一歩まで追い詰めるもD・Sの側についたシーンに阻まれる。石化魔法の力の源となる神の名を口にしてしまい呪文を封じられ、切り札として用意した魔獣(コカトリス)も破られる。狂ったコカトリスから受けた毒をD・Sに解毒されたことをきっかけとして、次第にD・Sに心惹かれてゆく。シーンとともにダイ=アモンと戦うものの敗れて血を吸われたが、カント寺院で治療を受け、吸血鬼化は免れる。その後はヨーコや侍達と共に行動するようになる。魔戦将軍との戦いを経て「方舟(KCG)」の戦闘で消息を絶っていたが、「背徳の掟編 最終節」では、シーンと共にシーラの側に付いている姿が確認された。 シーン・ハリの実兄にして魔戦将軍のラン・ディ・ローズ・シュタイン・ノイバウテンとは幼馴染。 ダイ=アモン 声 - - / 千葉繁 / 子安武人 吸血鬼。他の吸血鬼に血を吸われて変異したものではなく、自ら変化し吸血鬼となった最も強力な不死者の一つである「真祖」となった存在である。吸血鬼の伝統(?)に則り「伯爵」を自称する。容姿としては顔面に隈取状の模様を持つ筋肉質な大男で、性格は自らを美しいと広言するナルシスト。言動がいちいち大仰で芝居がかっている。 部下にワーウルフをはじめとする獣人も従え、必殺技「吸血破壊光線(アッサー・シーン)」などを使う。また、本来吸血鬼が嫌うはずのニンニクや十字架は通用しない。満月の時であれば、単身で数人の魔戦将軍とも対等以上に渡り合うことができるほどの戦闘能力を発揮する。 当初はD・Sへの刺客として登場するも、ネイやカル=スをも凌ぐ存在となる野心を抱いており、シーン・ハリやカイ・ハーンとも対立した。しかしD・Sに敗れ、絶対服従の呪いをかけられる。以後は忠誠を誓い、「地獄の鎮魂歌編」にてD・Sのためにカル=ス抹殺の行動に出た。満月の夜であったため数人の魔戦将軍をものともしなかったが、カル=スにより返り討ちにあっている。 その際、大男の姿は擬態であり、正体は細身の美青年であることが明かされた(彼の美意識では細身の美青年の姿は醜く思えるらしい)。
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