高難易度コンテンツ「零式」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 11:35 UTC 版)
「ファイナルファンタジーXIV」の記事における「高難易度コンテンツ「零式」」の解説
プレイヤー8人で挑戦する高難易度レイドコンテンツ。1層から4層まである。x.0、x.2、x.4の偶数パッチで1シーズンに3段階用意される。 2019年7月現在で「大迷宮バハムート」「機工城アレキサンダー零式」「次元の狭間オメガ零式」「希望の園エデン零式」が実装されている。 熟練プレイヤーをターゲットとしたエンドコンテンツで、絶ほどではないものの適切な軽減バフ・デバフ合わせや複雑性の高いギミック処理と火力を要求される。 特に該当コンテンツ実装初期は、「絶シリーズ」と同様にその時点での最高装備と各ジョブの最大限の火力、最適な立ち回りや各種スキルの打ち合わせが無ければ踏破は不可能である。週を重ねるごとに装備ILも上がってくるため、相対的にクリアへのハードルも下がってくる。実装時にはユーザー主催のワールドレースが開催される。 基本的にはノーマルレイドコンテンツを踏破すると解放となり、零式1層をクリアすると零式2層解放と続き、零式4層が最後となる。 零式4層はノーマルレイドには登場しない特別なエネミーが登場する。次元の狭間オメガの場合で例えると、デルタ編では「ネオエクスデス」、シグマ編では「ケフカ(通称:ゴッドケフカ)」、アルファ編では「オメガ(通称:ファイナルオメガ)」が登場する。 各層クリア報酬として実装から約7ヶ月の間、最高IL装備が手に入る。 「零式」の名は冠していないものの、「大迷宮バハムート」はパッチ2.xにおける零式と考えて差し支えない。 2.xの「大迷宮バハムート」には上述のノーマル難易度が存在しないので、コンテンツルーレット:ノーマルレイドには対応していない。所謂、ストーリーを進行するために「零式」を踏破しなければならないというものであったため、多くのプレイヤーから疑問が投げかけられた[要出典]。 その経緯もあり、3.x実装の「機工城アレキサンダー」以降から、ストーリーを楽しみたいユーザー向けの「ノーマルレイド」の難易度が追加され、ノーマルの公開から2週間後にそのレイドの「零式」難易度が開放される運びとなった。 「大迷宮バハムート:侵攻編」のみ零式が用意されている。「開発途中のものをベースとした、クリアできることを想定していない侵攻編」として、パッチ2.3に実装された。報酬は侵攻編のものと同様だが、各層毎にクリアアチーブメントと称号が得られる。その難易度は通常の侵攻編と比べ物にならず、現在の「絶」に近い。 パッチ3.0、3.2それぞれで実装された「機工城アレキサンダー零式:起動編」「機工城アレキサンダー零式:律動編」は、「大迷宮バハムート」よりもさらに難易度が高めに設定されている。3.x時点では「零式」が最高難易度コンテンツであり、特に「機工城アレキサンダー零式:起動編」は実装から1カ月を経ても3層踏破が292人、4層踏破は0人という状況だったため、当時を経験したユーザーの中には「絶」を超えていると語る者も少なくない[要出典]。 パッチ3.4「機工城アレキサンダー零式:天動編」は難易度が下げられた。これは起動編零式・律動編零式の難易度があまりにも高すぎたため、挑戦したパーティの多くが不和による解散を起こしたためである。 パッチ4.x以降は天動編レベルの難易度を基準として設計され、最上級コンテンツは絶シリーズに置き換えが行われた。 パッチ4.4で実装された「次元の狭間オメガ零式:アルファ編4層」は「絶」が実装されない代わりにギミック難易度や要求火力が高く設定されており、実装後1カ月の段階で1層は10,000組以上のパーティがクリアしたものの、4層に至っては400組ほどのパーティしか踏破出来なかった。特に4層後半は複数の攻略法が確立されたものの、「各々が別の攻略法に全く融通の利かない独立した攻略法」だったため、それが火種となり野良パーティでの攻略をしていたユーザーを中心に「宗教戦争」と呼ばれる軋轢を生みだした[要出典]。
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