高田まちかど交流館とは? わかりやすく解説

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高田まちかど交流館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 03:21 UTC 版)

第百三十九国立銀行」の記事における「高田まちかど交流館」の解説

百三十九銀行営業規模拡大していた昭和初期15万円工事費をかけて本店建て替え当時はまだ珍しかった地上3階地下1階鉄筋コンクリート造洋風新店舗が1931年10月1日完成した竣工当初本店建物上越地方随一大建築で、高田の街に偉容添えるものであった第四銀行への合併後も引き続き同行高田支店として利用され1965年昭和40年6月23日増築経て2009年第四銀行高田支店高田営業部改組移転するに伴い上越市寄贈された。しかし耐震診断により、同建物事務所から集会施設転用するには建築基準法消防法などに適合するよう改修が必要で、費用も4億5,000万円要することが明らかになったことから、当面事務所のままでの使用決定した。そのため、旧本店建物最初に改修され増築部分市の文化振興課事務所充てられたのを除き臨時イベント会場として活用される時期続いたが、2017年平成29年8月より貸館施設するべく諸法規に適合するよう改修工事施され2018年平成30年4月7日に「高田まちかど交流館」(たかだまちかどこうりゅうかん)としてオープンした。翌2019年平成31年3月には「旧第四銀行高田支店」の名称で、3枚設計図を附(つけたり)として上越市指定有形文化財指定された。上越市現存する鉄筋コンクリート造建築物として2番目の古さである。 高田まちかど交流館は、イベントなどでの貸館ない場合無料館内見学休憩が可能である。1階の旧頭取室・旧金庫室・旧応接室3部屋は展示室として開放されており、建物竣工した1931年当時写真新聞記事百三十九銀行に関する資料など紹介され2階展示室では彫刻家上越教育大学名誉教授峯田敏郎が市へ寄贈した作品公開されている。 建物古典主義様式備え外観1階部分にルスチカ積み石張りオレンジ色煉瓦タイルあしらってアーチ形付窓を取り付け2・3階にはイオニア式の石貼4連軒蛇腹設けている。内部漆喰仕上げで、配色は壁や天井白色で、柱頭格天井回り縁飾り系色で調和的統一し1・2階の吹抜ホール部には6本の台付コリント式円柱立ち並ぶまた、階段・手摺り・廊下人造石研ぎ出し各部屋の木製建具当時優れた職人技現代にも伝えている。 所在地新潟県上越市本町三丁目3番2号 開館時間:午前9時〜午後6時まで(ホール午後10時まで貸館可能) 休館日:毎月第2水曜日および年末年始12月29日1月3日

※この「高田まちかど交流館」の解説は、「第百三十九国立銀行」の解説の一部です。
「高田まちかど交流館」を含む「第百三十九国立銀行」の記事については、「第百三十九国立銀行」の概要を参照ください。

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