アーチ形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 01:19 UTC 版)
アーチリブ(ラティスリブ・アーチ) アーチと格子状のリブ(肋)により屋根を構成する方式。 クレセント・トラス 三日月(クレセント)形の断面を持つトラスによってアーチを作る。トラスの構成部材を減らしつつ、外側への変位に抵抗している。温室技師のリチャード・ターナー(英語版)によって発明され、1850年のリヴァプール・ライム・ストリート駅から実用化された。クレセントトラスが現れてから、トレイン・シェッドの径間の競争はますます加熱した。 タイロッドアーチトラス アーチを構成するトラスからロッドが伸ばされ、トレイン・シェッド内部で水平方向の弦に接続されている。これにより水平方向の力に対応している。 リジッドアーチトラス アーチがプラットホームの下におかれた水平の梁と接続され、水平方向の力を処理している。それまでの屋根があくまで柱や壁の上に架けられたものだったのに対し、この方式では壁部分がなくなり地面(線路面)から直接アーチが伸びるような外観となる。 3ヒンジアーチトラス ドイツのヨハン・ヴィルヘルム・シュヴェードラー(ドイツ語版)によって発明され、1866年のベルリン東駅で実用化された。ドイツやアメリカにおける巨大トレイン・シェッドの最盛期に用いられている。 リヴァプール・ライム・ストリート駅(クレセント・トラス) ベルリン・アンハルター駅(タイロッド・アーチトラス) マンチェスター・セントラル駅(英語版)(リジッドアーチトラス) フランクフルト中央駅(3ヒンジアーチトラス)
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「アーチ形」の例文・使い方・用例・文例
- 柱形の間にアーチ形の窓がある。
- 虹(にじ)は町にアーチ形の弧を描いた.
- その木々は小川の上に突き出てアーチ形に枝を伸ばしていた.
- 体育の運動は、位置から始めて、上側のボディーの上の脚と後部をアーチ形に曲げることによって直立している所定の位置に動いて、外で脚を揺らして働いて、垂直に胸を強制している間、ダウンする
- 長い前びれを持つ大型のヒゲクジラで、潜水するときに背をアーチ形に曲げるか丸くすることで知られる
- アーチ形天井
- 特に教会の東にある建物から引っ込んだ、あるいは突き出したドーム形やアーチ形の部分
- 広輪大型馬車で上にアーチ形のキャンバスがついている
- アーチ形に造られた鋼鉄製の橋
- アーチ形になった煉瓦や石造りの天井あるいは屋根
- アーチとアーチ形の天井
- アーチまたはアーチ形の天井を建設する際に使用されるくさび形の石の建築用ブロック
- 通常、アーチ形の構造のいずれか、(しかし、しばしば解剖学的空間のアーチ型の屋根に言及する)
- 下向きのアーチ形の繖形花序柄がある大きな黄色の頭状花序で終わる直立枝を持つ、葉の多い丈の高い植物
- アーチ形の枝の上に黄色い花の華やかな房を持つ大きな北アメリカのアキノキリンソウ
- 堅い2列に並んだ葉とアーチ形の総状花序の中に香りのよい白い花を持つ、アジアの熱帯地方の着生のラン
- 凝集された急に食い止められた木の葉と色とりどりの花の総状花序をアーチ形に曲げる小さいepiphyticであるかlithophyticなラン
- それぞれの小穂の下に長い刺毛のある大きく優美なアーチ形の穂状花序を持つ、牧草地と林地の草
- 優美なアーチ形の枝と鬱蒼と繁った葉を持つ、小さな落葉性の低木
- 輝く楕円形の葉と、ピンクの殻の日除けとしわのある色とりどりのマゼンタの縞の黄色い唇弁の白い花のアーチ形の房のために栽培される
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