高校生編から登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 04:25 UTC 版)
「ハイスコアガール」の記事における「高校生編から登場」の解説
大野 真(おおの まこと) 声 - 赤﨑千夏 晶の姉で大学生。天真爛漫な性格で自己主張がはっきりしており、晶とは異なるベクトルでハルオを振り回している。晶と同じく黒髪のロングヘアだが、真は全体にウエーブがかかっている。 大野家の長女という立場にありながら教育方針に真っ向から反旗を翻し、業田先生に対しても全く臆せず意見し、敵意すら露わにしている。だらしない恰好で部屋や邸内を闊歩する、エロゲーをプレイしてみたいと恥じることなく放言するなど、財閥令嬢として目に余る節操の無さ・素行の悪さは、晶に対するカリキュラムが苛烈さを増していった一因となっている。晶の回想として描かれた小学生編の時点で既に大野家の方針には縛られたくないと公言し、家庭教育から悉く逃げ出しており、高校生編に至ってなお業田先生やじいやも彼女の扱いに手を焼いている。 晶のことを非常に可愛がっており、ハードな家庭教育の日々に疲弊する妹を元気づけるべくハルオに接触する。ハルオの人柄を「悪いバカではない」と評し、晶を支えられる存在になるよう期待を寄せ、会えない状況下にあるふたりの仲を繋ぐのに一役買っている。矢口家にも頻繁に遊びに来るようになり、なみえとともにハルオをからかっては遊んでいるが、当人の恋愛経験は皆無である。 行動のエキセントリックさが悪目立ちするものの、自分が原因で晶に辛い思いをさせていることに彼女なりに負い目を感じ、晶を案じて業田先生に喰って掛かったり、ハルオが晶と胸を張って並び立てるように道を標してあげるなど、姉御肌で心根の優しい人物である。 晶とは異なり、移動の際は家の車には乗らず自ら原付を乗り回しており、ハルオの家に遊びに行くにも原付で移動している。ハルオに対しては原付免許を取得すれば自身が使っている原付をあげると約束し、のちに免許を取得したハルオには自分の原付をプレゼントし、これで大野家に会いに来るよう言った。 二子玉川 フェリシア(ふたこたまがわ フェリシア) 声 - 井澤詩織 ゲームショップ「イグアナ」の店主の娘。本名は不明。ショートカットにゴスロリファッションが特徴の凄腕ゲーマーで、ハルオたちの地元を拠点としたゲーマー集団「溝の口勢」のリーダー的存在でもある。持ちキャラであるフェリシアにちなんでハンドルネーム「二子玉川フェリシア」を名乗っており、溝の口勢のゲーマーたちからは「ニコタマちゃん」の通称で名が通っている。 ハルオとの再戦へ向け『ヴァンパイア ハンター』の腕を磨く小春を圧倒するが、即死技連携に頼らないプレイスタイルやゲーマーとしての健気な姿勢、何より「負けられないという並々ならぬ執念」を小春から感じ取り、閉店後の自店で行われている溝の口勢の強プレイヤーたちが集う「夜ゲー」へと勧誘する。別次元レベルのプレイヤーたちとの対戦経験や、当時はまだ一般的ではなかったフレームやダイアグラムの知識を小春に授け、より高みへと導いていく。 小春の再戦以降も良き友人として親交を続けている傍ら、溝の口勢のリーダーとして小春に渋谷勢との対戦の話を持ち掛けている。 スピンオフ『DASH』では、結婚し生まれたばかりの子供を抱える主婦となっている。結婚後も実家に住んでおり、今も「イグアナ」の倉庫を「夜ゲー」として格ゲーの全国大会出場を目指す有栖など溝の口の若者たちに開放するなど面倒見が良く、ゲーマー達からは「玉置のおっかさん」と神様のように慕われてる。下の名前は不明だが、(結婚後の)名前が玉置(たまき)であることが判明する。ゴスロリファッションはやめており、(一児の母の立場としては恥ずかしいから)有栖など若者たちにも昔のハンドルネームで呼ばないよう釘を刺している。
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