韓国軍の強化とは? わかりやすく解説

韓国軍の強化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:39 UTC 版)

朝鮮戦争」の記事における「韓国軍の強化」の解説

1951年5月末、カンザスラインをほぼ確保した時点で、再び機動戦展開されることはないと判断され第8軍韓国陸軍本部協議して韓国軍の再訓練取り掛かった1951年7月野戦訓練団が束草南側創設されアメリカ軍から第9軍団軍団長トーマス・クロス准将チーフとする教官助教あわせて150人が派遣された。訓練期間は9週間予定し各個教練小銃射撃分隊訓練基本から師団司令部幕僚勤務まで、あらゆる訓練やり直した。最初訓練対象第3師団となり、9週間後の検閲合格しアメリカ軍第10軍団編入され第一線復帰した1952年末までに全10師団訓練受けた既存部隊の再訓練並行して各兵科専門教育充実計られた。何千人もの将校下士官アメリカ陸軍歩兵学校砲兵学校などの実施学校で受け、高級幹部アメリカ陸軍指揮幕僚大学にも留学している。5〜10ヵ月短期課程終えて帰国した要員は、17各種実施学校教官助教となった済州島開設された第1訓練所には負傷して前線勤務出来なくなった者を教官助教充て新兵には16週間基本教練が行われ前線補充された。 1952年1月正規4年制陸軍士官学校鎮海開校され4月から教育始めた。また1951年12月には大邱幕僚学校開設され参謀育成始まった戦線では再訓練の効果現れ東部戦闘地区中央東戦闘地区における国連軍攻撃作戦多くは、ほとんど韓国軍部隊実行された。 将来予想される休戦線の長さ韓国国力期待できる軍事援助などを考慮し20師団が必要と算定し1952年11月から新師団編成始まった1952年末の時点前線部隊4分の3近く韓国軍占めるようになり、前線配備され16師団のうち、11師団韓国軍、3個師団米陸軍残りの2個師団それぞれ米海兵隊英連邦軍であった。他の韓国軍部隊は、韓国海兵連隊アメリカ軍第1海兵師団編入させるなどして、いくつかのアメリカ軍師団補強した。またヴァンフリート予備として韓国軍1個師団アメリカ軍3個師団用意した20師団体制休戦後の1953年11月確立した

※この「韓国軍の強化」の解説は、「朝鮮戦争」の解説の一部です。
「韓国軍の強化」を含む「朝鮮戦争」の記事については、「朝鮮戦争」の概要を参照ください。

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