陸上自衛隊の協力とは? わかりやすく解説

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陸上自衛隊の協力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 21:59 UTC 版)

さっぽろ雪まつり」の記事における「陸上自衛隊の協力」の解説

陸上自衛隊北部方面隊は「野戦築城訓練」の名目雪まつり雪像製作に協力している。陸自大通公園雪像製作を最初に行ったのは1955年第6回で、第101通信大隊現在の北部方面通信群前身)が高さ10メートル聖母マリア像栄光』を制作した1954年開設され陸上自衛隊真駒内駐屯地では、隊員レクリエーションと(野戦築城訓練兼ねて駐屯地内に雪像作り1956年より第7混成団(→第11師団)の隊内で雪像コンクール行っていたが、1963年には雪まつり合わせて真駒内駐屯地一般開放して「真駒内スノーフェスティバル」を催した。これもまた雪像中心にしたもので、実質的に雪まつり真駒内会場として機能した1965年第16回から真駒内祭典は、正式に雪まつり一部になった。 これ以降は、人員機材持ち年々ノウハウ蓄積した陸上自衛隊が、雪像製作の主役となる。後には大雪像のほとんどが陸自の製作か陸自協力仰いでの製作になった。 しかし、2001年テロ対策特別措置法施行後、陸上自衛隊の協力体制大きく縮小されることになった大通公園大雪像は陸自担当する数が削減され長い間親しまれ真駒内会場2005年第56回をもって廃止された。 「陸自担当する雪像数の削減」の理由は、製作の主力となる第11師団部隊縮小2008年3月旅団改編)で、製作にまわす人的余裕減ったためである。「真駒内会場廃止」の理由は、旅団化による規模縮小加えアメリカ同時多発テロ以降は、不特定多数人々駐屯地開放することがテロへのリスク高めることに繋がりかねないという懸念からである。これ以降は、会場への入場希望者に対し事前に審査行い問題がない者のみが真駒内会場への入場許可される入場制限制がとられたが、最終的に会場廃止となった。 現在、陸自大通公園制作する大雪像は5丁目会場と同7丁目会場の2基である。それ以外民間担当する大雪像は、長年経験を持つ自衛隊OB協力の下に、民間企業地域住民などによる共同作業にて制作している。

※この「陸上自衛隊の協力」の解説は、「さっぽろ雪まつり」の解説の一部です。
「陸上自衛隊の協力」を含む「さっぽろ雪まつり」の記事については、「さっぽろ雪まつり」の概要を参照ください。

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