陸上自衛隊における状況判断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 21:42 UTC 版)
「状況判断」の記事における「陸上自衛隊における状況判断」の解説
陸上自衛隊で作成されている教範の中で最高位にある「野外令」には、指揮官の状況判断に関し、次のように記載されている。 任務を基礎とし、何を、いつ、決定すべきかを至当に判断することは状況判断の基本的要件である。状況判断は、千変万化する状況において、自ら戦勢を支配するため、継続的かつ的確に行われなければならない。 この際、作戦の進展に伴い、既に結論を得た事項についても、その結論に影響を与えた要因の変化に応じて、所要の修正あるいは変更を行わなければならない。 状況判断に当たっては、状況、部隊の地位・特性等に応じ、考慮すべき要因の時間的・空間的範囲を適切に選定することが必要である。 —武藤 正美、「非常事態での指揮官に求められる意思決定プロセスを考える」、防衛技術ジャーナル No.484(2021年7月1日発行)p5
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