関東鉄道・鹿島鉄道キハ600形とは? わかりやすく解説

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関東鉄道・鹿島鉄道キハ600形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 02:17 UTC 版)

鹿島鉄道キハ600形気動車」の記事における「関東鉄道・鹿島鉄道キハ600形」の解説

関東鉄道手持ちの元キハ0711両について、1972年から1975年にかけて順次近代化改造実施し鉾田線キハ42503・42504については西武所沢車両工場キハ600形601602改造行った。なお、同じ鉾田線キハ42500形のうち42501・42502については常総線用キハ610形615・612となった車体前頭部は半流線型から切妻式となり、正面貫通扉付で、その上にシールドビーム前照灯を2灯をまとめてケース入れて設置尾灯車体下部左右に配置したスタイルで後のキハ310形若干配置変更となったキハ0形に至るまでの関東鉄道標準スタイルとなった車体側面乗務員室扉が設置されたほかはキハ07形のままの窓扉配置dD1231D1321Ddで、窓は700mm幅の2段窓ままながらアルミサッシ化されており、扉は850mm幅のプレスドアで高さ260mmのステップであった車体当初改造前と同じ塗装であったが、後に下半オレンジ上半クリーム色屋根銀色変更された。その後KR-500形登場後一時期KR-500同様のクリーム色ベース窓下アイボリーパープルの2色ライン入れたものとなった1997年再変更されてクリーム色ベースに窓周り車体裾部をオレンジとした国鉄急行形気動車同様のものとなり、最後までこの塗装使用された。 室内壁面ベージュ天井が白の化粧板、床が木製の床油引きで、緑色ロングシートドア間に配置していた。天井には蛍光灯16灯と換気口、スピーカーボックス、吊手設置した扇風機最後まで設置されなかった。 走行装置床下機器総括制御化され、車端部ジャンパ栓がついた以外は大きく変化しておらず、台車TR29のままであった1987年にはワンマン運転対応するための工事実施され正面貫通扉埋めて運転台機器配置変更し運転台には車掌スイッチワンマン用の放送装置運賃箱および運賃箱整理券発行器の制御装置など設置客室には整理券発行器、非常停止スイッチ(非常弁引綱)、非常通報スイッチ設置した1994年には冷房化改造実施し床下にサブエンジン式の冷房装置を、室内2箇所にその室内ユニット設置した。 その他、その後改造としてATS設置機関排気屋根排気化、台車の車端側に排障器兼ねた設置スポーク車輪からプレート車輪変更601の客扉をステンレス製変更602鉾田寄り台車フランジ塗油器の取付などが挙げられるキハ07系軽量構造車体車体中央の出入口ステップ台枠切欠かれていたためか、経年車体中央垂下するものが多かったキハ600形にもその傾向見られた。

※この「関東鉄道・鹿島鉄道キハ600形」の解説は、「鹿島鉄道キハ600形気動車」の解説の一部です。
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