制御装置などとは? わかりやすく解説

制御装置など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 23:45 UTC 版)

京成3600形電車」の記事における「制御装置など」の解説

主制御器は、AE形実績のある東洋電機製造界磁チョッパ制御装置京成通勤車として初め採用したAE形特急専用車のため直並列制御省略され速度制御機能備えていたが、3600形のACRF-H8140-783Aは直列15段、並列8段、弱め界磁段階通勤車に適した仕様とされた。主電動機AE形同様に140kWと出力の高い補償巻線複巻電動機採用され、各編成車両番号末尾2と3は東洋製TDK-8500B、末尾6と7は三菱電機製MB-3276-ACで、両者同一設計であり京成での社内制式名称はKMM8500(出力140kW、端子電圧375V、定格電流415A、分巻界磁電流23A、最弱界磁15%、定格回転数1,450rpm)である。駆動装置WNカルダンとされた。雑誌等で“3600形末尾2と3がTDカルダン”と記載されていることが多いが、3500形3600形界磁チョッパ車とAE形全てWNカルダン採用している。補助電源装置電動発電機 (MG) に代わって静止形インバータ (SIV) が初め採用され空気圧縮機 (CP) とともに編成末尾3と7に配置された。台車モハがFS-513、クハがFS-013である。 集電装置下枠交差パンタグラフで、各編成末尾2と6に2台設置された。冷房装置は、末尾2と6の車両にCU-15C (10500kcal/h・12.2kW) を3台、それ以外車両にCU-15B (8500kcal/h・9.88kW) を4台搭載している。

※この「制御装置など」の解説は、「京成3600形電車」の解説の一部です。
「制御装置など」を含む「京成3600形電車」の記事については、「京成3600形電車」の概要を参照ください。

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