鹿島鉄道キハ600形気動車とは? わかりやすく解説

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鹿島鉄道キハ600形気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 02:17 UTC 版)

鹿島鉄道キハ600形気動車(かしまてつどうキハ600がたきどうしゃ)は、かつて鹿島鉄道で使用されていた気動車である。


注釈

  1. ^ 車齢の高かった気動車の事例では、1997年廃車の小湊鐵道キハ5800が1914年製の国鉄モハ1形電車(元・鉄道院デハニ6465)を原型とし、廃車時車齢83年に達していた例がある。しかし同車は元来の出自が電車であるうえ、鉄道省から三信鉄道に払い下げられた1936年時点で原型の木造車体から日本車輌製造東京支店で半鋼製車体に完全更新されており、さらに三信鉄道国有化に伴う国鉄再買収後、1959年の小湊鐵道払い下げに際して気動車化改造されたもので、在籍末期には運用自体から外れていたという特殊事例である。通常の気動車としての出自を持ち、最後まで第一線運用を続けた鹿島鉄道600形とは同列視しがたい。
  2. ^ 機関はGMH17型ガソリンエンジン(水冷4ストローク縦型8気筒、排気量16.98リットル、連続定格出力150PS/1500rpm、最大出力200PS/2000rpm)。
  3. ^ 容量40リットルの天然ガスボンベ24本。
  4. ^ キハ41000形12両についても同様の改造を行い、キハ41200形となった。
  5. ^ キハ610形では連結器が胴受を設置して小形密着自動連結器に、ブレーキ装置がGPからDA-1に変更されたがキハ600形はいずれも改造前のままであった。
  6. ^ AU-26系とされる。
  7. ^ 機関をDMH17Cに換装したとの資料もあるが、後年はDMH17の予備部品がC形規格に統一されたため事実上C形となったものとも考えられ、逆に関東鉄道では機関の換装がかなり頻繁でもあったため詳細は不明である
  8. ^ 直列8気筒/排気量16.98リットル、定格出力160PS/1500rpm
  9. ^ 変速1段直結1段手動変速、湿式多板クラッチ、新潟コンバータ製

出典

  1. ^ 鉄道ファン』通巻439号、交友社、1997年11月、 134頁。


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