開業後の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 19:56 UTC 版)
地下1階は2004年3月20日から2009年8月31日まで「吉本笑店街」という施設があった。これは新横浜ラーメン博物館にも似た昭和風のレイアウトで、その中で吉本所属芸人や主要番組の歴史をギャグを交えながら展示していた。2012年からは「よしもと47ご当地市場」になり吉本制作の番組(『なにしよ』など)で公開生放送が行われていた。 2012年には、オープンから25年が経過したことによる施設の老朽化等に対応すべく劇場開設以来となる大規模なリニューアル工事が実施され、客席の座席の取替、バリアフリー対応として劇場共有スペースへのエレベーターの新設、地下1階-2階のテナントスペースの一新などが行われ、2012年4月8日にリニューアルオープンした。座席の取替に伴う定員の増減はないものの、シートを薄型化することにより体感的な前後間隔を若干拡げるといった工夫が施されている。また、これに先行して、1階テナントスペースに日本国内で3か所目、関西地方では初のAKB48カフェとなる「AKB48 CAFE&SHOP NAMBA」が2012年4月4日にグランドオープンした(2017年3月31日閉店)。これに伴い建物の名称も「吉本会館」から「なんばグランド花月ビル」に改称された。 2015年4月4日には、地下1階のテナントスペースだった場所に多目的劇場「YES THEATER」(イエス シアター)がオープンした。また、エフエムちゅうおう (YES-fm) のサテライトスタジオもなんばグランド花月近くの吉本本館から移設する形で設置された。 2016年3月31日の本公演3回目にて、年間来場者が100万人を突破。1987年のオープン以来過去最高の動員となり、来場者全員に大入り袋が配られた。 最初のリニューアル工事完成から5年余りを経た2017年9月25日から12月20日まで、再度リニューアル工事を行うために休館することが発表された。改装期間中は同日に新規オープンするよしもと西梅田劇場で代替上演を行う。 同年12月21日、再オープン。前回改修工事で行っていなかった耐震補強工事を施すと同時に、テナントの一新や劇場入口・楽屋内装のレトロ調化、展示コーナーの新設などが行われた。
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