開局の背景と経緯とは? わかりやすく解説

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開局の背景と経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 06:38 UTC 版)

シティーケーブル周南」の記事における「開局の背景と経緯」の解説

サービスエリアである徳山新南陽地区山口県瀬戸内海沿岸中でもテレビ区域外(広島福岡波)受信困難な地域である。更に県内でも早くからビル高層化が進んだことに加え1975年開通した山陽新幹線高架により電波障害発生したこの為小規模な共同受信施設各所設けられた。これを1985年10月には周南ケーブルサービス、1989年5月にはメディアリンクと2社が先述施設統廃合進めつつ、多チャンネルケーブルテレビのサービス開始した。 ところが2社とも、区域外再放送をする際に必要な山口放送など地元民放の許可得られず、当時郵政省の正式許可の無いままサービスを展開。遂に徳山新南陽地区の約半数世帯が2社の何れかに加入する事態になった事態重く見た市議会郵政省正常化向けて動いたが纏まらず、遂に地元財界民放中心になって当社設立され1996年7月1日正式に開局した。 しかし当初加入世帯伸び苦戦強いられたが、前述2社からの移行費用無料化正常化交渉結果1999年4月周南ケーブルサービスの全加入世帯統合することに合意業務委譲した2003年旧徳山市新南陽市鹿野町熊毛町とが合併し周南市誕生。旧熊毛町サービスエリア含めKビジョン住み分けをする形で、他の旧2市1町を対象エリア拡張を行う。旧鹿野町また旧徳山市北部旧都郡都濃町)エリアでは新世代ケーブルテレビ補助事業対象事業として全国初のFTTH方式での整備行い全国事業者から大きな注目集めた。また2005年には同方式人間魚雷回天」の基地知られる市大津島に、全国初の自社所有海底ケーブル敷設離島への通信網整備向けた施設整備図っている。 競合となるメディアリンク格安価格設定継続1994年2月第3者より山口地方裁判所徳山支部(現・周南支部会社更生法申し立てにより財産保全命令出されたが、審査結果申立て不当との判断により開始とならず2003年新たな電気通信役務利用法制度による登録を行い設備FTTHにより新設併せて画期的なSTBレスシステムとし財政難克服エリア内で2社が存在する状態が続いている。

※この「開局の背景と経緯」の解説は、「シティーケーブル周南」の解説の一部です。
「開局の背景と経緯」を含む「シティーケーブル周南」の記事については、「シティーケーブル周南」の概要を参照ください。

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