部落解放同盟の動きとは? わかりやすく解説

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部落解放同盟の動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 05:14 UTC 版)

北九州土地転がし事件」の記事における「部落解放同盟の動き」の解説

1982年2月26日部落解放同盟福岡県連合会中央本部に「中間報告書」を提出したが、その内容は、「木村政男氏は事件かかわっているとはいえない」「脱税容疑での告発については本人弁護士相談し誣告罪告訴準備中」「北代俊彦氏は、同氏経営する不動産会社営業活動として一連の土地売買おこなった」と木村北代無実主張すると共に共産党意識的なデッチ上げ攻撃、それに悪のりした低俗なマスコミの大合唱」「七ヶ月間の大キャンペーンを見るに、それは悪意充ちて無法集団、悪の温床としての解放同盟部落印象づける」「差別キャンペーン」であるとマスコミ報道非難し、さらに「北九州市当局無原則的な土地購入数々疑惑生み出す余地つくっている」「市当局体質が、(部落解放同盟幹部の不正、疑惑助長させている」と北九州市当局非難するのだった部落解放同盟小倉地協委員長当時)の木村正幸は「一連の土地疑惑解放同盟解放運動とは全く無縁のもの」との声明発表し今回事件はあくまで個人問題であると強調したが、部落解放同盟中央執行委員当時)の西岡智駒井昭雄部落解放同盟中央本部内部告発的意見書出し、「個人として行為で、解放同盟組織なんにも関知しない述べたところで、なんの説得力をもつものでもない」と訴えた部落解放同盟福岡県連合会の「木村政男氏は事件かかわっているとはいえない」という中間報告とは裏腹に1982年8月27日部落解放同盟小倉地協は独自の調査結果木村政男を「どのようにヒイキ目に見たとしても『白』とする材料カケラも無い」「過去各種報導(ママ機関が、種々報導(ママ)してきたことが、それなりに一定の根拠もとづき報導(ママ)されて来たとの心証をえた」と判断し、すでに1年間権利停止処分受けていた木村政男処分期間を10年延長した。 ただし、部落解放同盟中央本部の上佐一郎は「(地協の処分内容は)解放同盟方針反しており、組織指導する」と、この処分異議唱えた。もともと上杉福岡県知事亀井光との団交中、亀井殴って全治1週間怪我を負わせたところ、警察には上杉部下木村身代わり出頭し、その論功行賞木村部落解放同盟小倉地協書記長抜擢したという経緯があった。

※この「部落解放同盟の動き」の解説は、「北九州土地転がし事件」の解説の一部です。
「部落解放同盟の動き」を含む「北九州土地転がし事件」の記事については、「北九州土地転がし事件」の概要を参照ください。

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