部落解放同盟中央本部の主張
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「篠山町連続差別落書き事件」の記事における「部落解放同盟中央本部の主張」の解説
東山の死を受けて『解放新聞』は1984年4月23日、「日共の差別キャンペーンで自殺者」と題する記事と、部落解放同盟中央本部の名による「兵庫県篠山町差別落書き自殺事件にたいする声明」を1面で大々的に掲載。無実の東山を自殺に追い込んだとして、西尾ら3名や全国部落解放運動連合会を非難する内容であった。以下はその要旨である。 「 東山は「私は絶対にやっていない」と無実を訴え、死の当日には兵庫県連との電話で「死んで身の潔白を示す」と言い遺し、「私は絶対に落書きをやっておりません。身をもって潔白を訴えます。軽率な行動をとっている者たちへの指導をお願いします」「差別が憎い」という無念の遺書を残していた。彼は、日共=全解連の差別キャンペーンの犠牲者である。同盟本部は、今回の差別落書き事件について慎重に調査を進めてきたが、内部犯行説は全くのでっち上げであるという確信に至った。「日共=「全解連」はみずからの差別キャンペーンが人一人の生命を奪ったことに責任を負うべきである。断固として弾劾する」。 」 ただし、自殺することがなぜ身の潔白を示すことに繋がるのかという点については東山も部落解放同盟中央本部も説明していない。
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