造林事業とは? わかりやすく解説

造林事業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:40 UTC 版)

日本統治時代の朝鮮」の記事における「造林事業」の解説

1910年当時朝鮮全体山林面積は1585ヘクタールで、全面積の71%に達していたが、木材資源を示す林木蓄積量は1ヘクタールあたり17立方メートルであり、2009年韓国の16.5%水準過ぎず、特に南部海抜の低い低地帯では若い木と禿げ山大部分だった。 朝鮮半島の造林事業は当初河川保持などの砂防目的主眼であり、地形調査結果朝鮮半島花崗岩台地山岳地帯で、緑が育ちにくいことが判明したことが始まりとされている。 森林無ければ降雨土砂流れ込み農林業影響を及ぼす1924年京城日報によれば、造林事業は1911年には約4千町1152本だったが1922年までの累計個人の造林事業などを含めると約36万町10億本に至った報告されている。造林方法植林接木や普通播種などもおこなわれたが、国有林制の導入などによる自然復元によるところが多い。朝鮮半島北部では軍部木材伐採事業直接経営しており、ここでは当時山林経営の常識として自然収奪伐出)的側面のつよいものであった一方で保安林確保林道整備など評価される点も多いが戦争末期には朝鮮半島の造林事業は放置される傾向強くなった。 大正13年1924年時点での朝鮮半島造林事業統計単位面積は町=9917平方メートル本数千本大正8年1919年大正9年1920年大正10年1921年大正11年1922年明治44年以降累計1911年〜)国費面積 684 414 1046 655 5,012 本数 346 504 1,680 1,694 14,815 地方面積 223 203 300 520 3,155 本数 1,051 729 1,612 2,940 14,267 民営面積 41,560 58,386 52,221 50,176 356,676 本数 117,807 156,720 143,949 145,564 1,029,622面積 42,467 59,003 53,567 51,351 364,843 本数 119,200 157,953 147,241 150,198 1,058,704

※この「造林事業」の解説は、「日本統治時代の朝鮮」の解説の一部です。
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