逆走事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 20:20 UTC 版)
2018年3月18日、ジョージア・グダウリのGudauri Ski Resortにある固定循環式クワッドリフトが突如高速で逆回転し、2基の搬器に乗車中の客が乗車停留場の折返装置で振り落とされ、その衝撃で搬器の握索装置が支曳索から離脱して留まり、そこへ他の搬器も次々と衝突する事態となった。この事故により、搬器から振り落とされたり危険回避のため飛び降りるなどして11名が負傷した。事故の状況は動画撮影されたものがYouTube等にも投稿されている。この事故の原因については、リフト係員が誤って逆回転操作を行ってしまったという説と、事故発生当時に停電が起こったという目撃情報による説が報じられている 海外でのチェアリフト逆走事故は他に、2015年3月24日にアメリカ・メイン州のシュガーローフマウンテンリゾートスキー場で多数の客を乗せたチェアリフトが1分間にわたって逆走し、乗客のうち7名が転落、うち3名が病院に救急搬送されるという事故が発生した例がある。 また、2022年1月24日には韓国・京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)市のベアーズタウンスキー場にある自動循環式クワッドリフトでも逆走事故が発生し、搬器から飛び降りたり、飛び降り損ねたために折返装置付近で離脱して留まった搬器に挟まれるなどして軽傷を負った被害者が40名以上も発生し、その後停止したリフトの搬器上に100名以上が取り残された。クワッドリフトは前年10月の点検時には異常が見られなかったが、その後異常が相次いで、事故発生時に至るまで手動運行が続いていたという。 日本国内において稼働するチェアリフトは法律による構造の規定があり、どのメーカーもこの法律に準拠したものを製造・建設していて、上記のような逆走についてもそれを防止する構造が規定されている。また、チェアリフトを運用する運営会社等においては、索道の監督官庁である国土交通省による建設前の審査及び稼働前の諸試験を受け、稼働後も定期検査を行う事が義務付けられている。そのため、現在は日本においての逆走事故の報告例は確認されていない。
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逆走事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 09:08 UTC 版)
2008年(平成20年)2月13日17時40分 (JST) 頃、軽乗用車が逆走事故を起こした。このJCT特有の形状故の事故と考えられている。2月中旬における郡山市でのこの時間は「夜間」と呼べる暗さで、色分けが十分に機能していなかった可能性もある。 経緯は以下の通りとされる(報道[要文献特定詳細情報]による推測)。 福島・仙台方面より南下してきた軽乗用車は、東北道上り線から分岐した。 磐越道で会津若松・新潟方面へ行くべく、■オレンジ の案内に従って支線内移動を開始した。 ■ブルー の案内と共有された支線からの分岐も、東北道下り線を緒とする支線との合流も、問題なかった。 ところが、方向感覚が混乱したためか、磐越道下り線との合流点でUターンしてしまったと見られる。 逆走中の軽乗用車から見て左の車線=順方向から見た追い越し車線を東に約2km走って、2トントラックと正面衝突した。 衝突相手のトラック運転手は、「前を走る大型トラックを抜こうと追い越し車線に出たら、軽乗用車が現れた」と述べている。
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