賢者の贈り物とは? わかりやすく解説

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けんじゃのおくりもの【賢者の贈り物】


賢者の贈り物

作者O.ヘンリー

収載図書最後のひとオー・ヘンリー傑作短編集
出版社偕成社
刊行年月1989.9
シリーズ名偕成社文庫

収載図書最後一枚 賢者の贈り物 フランダースの犬
出版社フロンティアニセン
刊行年月2005.4
シリーズ名第2刷 (フロンティア文庫)

収載図書小沼丹全集 補巻
出版社未知谷
刊行年月2005.7

収載図書オー・ヘンリーショートストーリーセレクション 4 賢者の贈り物
出版社理論社
刊行年月2007.8

収載図書1ドル価値/賢者の贈り物 他21
出版社光文社
刊行年月2007.10
シリーズ名光文社古典新訳文庫


賢者の贈り物

作者柴田よしき

収載図書猫探偵正太郎冒険 2 聖夜推理する
出版社光文社
刊行年月2002.12
シリーズ名カッパ・ノベルス

収載図書聖夜推理する猫探偵 正太郎冒険 2
出版社光文社
刊行年月2005.11
シリーズ名光文社文庫


賢者の贈り物

作者石持浅海

収載図書賢者の贈り物
出版社PHP研究所
刊行年月2008.4


賢者の贈り物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 09:04 UTC 版)

"賢者の贈り物"
著者 オー・ヘンリー
原題 "The Gift of the Magi"
アメリカ合衆国
言語 英語
ジャンル 短編小説
収録 The Four Million
出版形態 アンソロジー
出版日 1905年12月10日 (新聞掲載); 1906年4月10日 (書籍)[1]
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賢者の贈り物」(けんじゃのおくりもの、原題:The Gift of the Magi)は、オー・ヘンリーの代表作となった短編小説。新約聖書の、東方の聖者キリストの誕生を贈り物を持って祝いに来たエピソードを下敷きに、贈り物をめぐる行き違いを描いた。

クリスマス劇の演目としても人気が高く、皮肉だが暖かい結末はオマージュが繰り返され、非常に知名度が高い。

あらすじ

貧しいジェイムズ・ディリンガム・ヤング夫妻が、お互いにクリスマスプレゼントを買うお金を工面しようとする。

夫のジムは、祖父から父そして自分へと受け継いだ金の懐中時計を宝物にしていた。

妻のデラは、膝下まで届く美しい髪を持ち、それはまた夫婦の宝物でもあった。

デラは、懐中時計に付けるプラチナの鎖を夫へのプレゼントとして買うために、髪の毛を買い取る商人マダム・ソフロニーの元で宝物の髪をバッサリと切り落として売ってしまう。

一方、夫のジムは、デラが欲しがっていた鼈甲をプレゼントとして買うために、宝物の懐中時計を質に入れてしまっていた。

デラが買ったプラチナの鎖が付くはずだった懐中時計は夫の手元にはすでに無く、ジムが買った鼈甲の櫛が留めるはずだった妻の髪もすでに無く、結局お互いのプレゼントは無駄になってしまった。

だが夫婦は、お互いの「思いやり」をプレゼントとして受け取ることになった。

物語の結末で、この一見愚かな行き違いは、しかし、最も賢明な行為であったと結ばれている。

脚注

  1. ^ The Gift of the Magi is published – This Day in History – 4/10/1906”. history.com (2011年). 2011年11月16日閲覧。

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