アジェンダ設定
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アジェンダ設定(アジェンダせってい、英語 agenda-setting)機能説とはマスメディア研究の用語で、あるテーマの重要性が報道での言及量・頻度により決定づけられること、ひいては、大衆や政治家の注目する議題(アジェンダ)を設定する影響力がマスメディアにあるという説を指す[1][2]。マクスウェル・マコームズとドナルド・ショーによって1972年に提唱され[1]、以後多くの派生研究を産んだ[3]。議題設定機能[4][5][6]、アジェンダセッティング[7]とも。
- ^ a b c 立石芳夫 アジェンダ構築とメディア機能-コブとエルダーの理論モデルを軸に- 立命館法学 一九九六年一号(二四五号)
- ^ 植村八潮 ジャーナリズムとメディアの現在 : 理念を駆動する社会的装置 情報の科学と技術Vol. 65 (2015) No. 1 p. 2-7
- ^ 八幡耕一 海後宗男著『テレビ報道の機能分析』 名古屋大学大学院国際言語文化研究科紀要『メディアと文化』. v.4, 2008, p.187-191
- ^ a b c 竹下俊郎「マス・メディアの議題設定機能 : 研究の現状と課題」新聞学評論 (30), 203-218, 1981-11-21
- ^ a b c 小川恒夫 受容効果研究の展開と今後の課題 マス・コミュニケーション研究 (53), 18-33, 215, 1998-07-31
- ^ a b TVメディアにおける議題設定の課題琉球大学法文学部紀要. 社会学篇 no.34 p.35 -69
- ^ a b c d e f 山田, 吉二郎 マスメディア研究序説 : 研究対象としての新聞 国際広報メディアジャーナル 2: 79-94
- 1 アジェンダ設定とは
- 2 アジェンダ設定の概要
- 3 関連項目
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