マコームズとショーの研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 22:52 UTC 版)
「アジェンダ設定」の記事における「マコームズとショーの研究」の解説
マックスウェル・マコームズ(「マックウム」などとも)とドナルド・ルイス・ショー(「ショウー」などとも)は1972年の論文で「アジェンダ設定機能」の説を提唱した。マコームズらは1968年アメリカ合衆国大統領選挙に際して調査を行い、マスメディアで強調される争点と投票先を決めていない有権者が考える争点との間に高い相関があることを見出した。 支持先を決めていない層の支持先がマスメディアによって左右される傾向は、以後の研究でも示されている。一方で、支持先がはっきりしている層は自分の支持する情報を優先して受容する(選択的受容(英語版))ため、マスメディアにより支持先を変えられることは少ない。
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