警察追跡システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 23:17 UTC 版)
「ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド」の記事における「警察追跡システム」の解説
モスト・ウォンテッドのゲームタイトルが意味している通りNeed for Speed: Hot Pursuit 2以来の警察追跡を特徴としている。キャリアモードでの警察の追跡はレースの最中に起こり、他にも都市内をローミング中警察と遭遇し違反を犯す事でも発生する。キャリアモード以外ではチャレンジモードにしか警察追跡の概念は無い。プレイヤーによって行われる交通犯罪は"違反"としてゲーム内に表示される。警察追跡システムはNFSHP2よりかなり複雑である。警察がプレイヤーを追跡する手段は"ヒート"と呼ばれる追跡警戒レベルによって決まり、ヒートはプレーヤーが現在使っている車のみに適用される。ヒートレベルが高くなると、警察の戦術は多様化し例えばロードブロック、スパイクベルト、高速パトカー、警察ヘリなど積極的になっていく。実際ゲーム中ヒートレベルが高いと、プレイヤーの車1台に対してパトカー10台以上が追跡してくるのを目にするだろう。キャリアモードのストーリーラインをかなり進め、ヒートのレベルが高いなら警察側運転手の中で最も経験豊かなクロス巡査部長が追跡に参加するかもしれない。(ヒートレベルが5に達するまでクロスは追跡に参加してこない。)警察ヘリが自車に体当たりして減速させようともしてくる。もし警察に接近された状態で何秒間も動けなかった場合は逮捕されてしまう。また、スパイクベルトを踏んで動けなくなった場合、確実に逮捕される。 自動車のヒートはボディーパーツやボディーカラーを変えるなどの外観の変更、もしくは他の車を使用すると下がっていく。プレイヤーは"バウンティ"を溜めなければキャリアモードを進められない。他にもブラックリストランカーと対戦するための必要条件でもある。バウンティは警察車両に損害を加えて逃げ切れば追加されていく。ラップシート(警察データベース)はプレイヤーの犯罪、被害額、追跡時間の長さなどが記録されていて警察記録をハッキングして見ることができ、他のブラックリストランカーの記録も含んでいる。 プレイヤーが追跡を逃れるために役立つ特徴も幾つか含んでいる。スピードブレイカーはゲーム内時間を遅くし(バレットタイム同様)プレイヤーが急コーナーを曲がるときや、ロードブロックやスバイクベルトをかわすときに用いる。モスト・ウォンテッドのもう一つの特徴としてパースートブレイカーという沿道のオブジェクトがあげられる。パースートブレイカーはマップ上に三角形のマークで表示される支えの弱い建造物のことであり、プレイヤーが車でパースートブレイカーに突入すると支えがはずれプレイヤーの後を追跡してくる追跡車両にオブジェクトが崩れてきて損害を与えたり動けなくするものである。プレイヤーが全追跡車両からの追跡を逃れたら再度警察に発見されないようにしなければならない。クールダウンの最中に警察に発見されると追跡が再開されてしまう。だがクールダウン最中にマップに表示されるセーフポイントと呼ばれる白い円に向かいそこで隠れていればクールダウン状態を早く終了する事が出来る(ただし警察に見つかった場合、同じく追跡が再開される)。 NFSMWではNFSHP2と違いセダン(架空の車)、ライノ(同じく架空の車。突撃用のと重量級SUV)、ポンティアック・GTO、シボレー・コルベットC6のパトカーを警察として運転する事は出来ない。チャレンジモードにて幾つかのパトカーを運転できるが、警察はプレイヤーのパトカーを追跡してくる。
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