警備の強化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:31 UTC 版)
本事件を受けて京王電鉄は、有料の座席指定列車として運行されている「京王ライナー」で警備員1人を配置して、巡回に当たることとした。また、小田急電鉄やJR東日本、新交通システムゆりかもめなどでは防刃手袋や盾の車内配備を急ぐこととし、社員や警備会社の警備員による警戒強化に取り組むことが明らかにされた。
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警備の強化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 05:24 UTC 版)
「AKB48握手会傷害事件」の記事における「警備の強化」の解説
握手会を中心にイベントの延期が続く中、いくつかのイベントは警備を強化して行われた。事件から3日後の5月28日、AKB48のメンバーがダーツに挑戦する『DARTSLIVE×AKB48』プロジェクトの発表会イベントが行われ、AKB48のメンバーが事件後初めてイベントに出席した。イベントでは事件を受けて警備の強化が行われた。ステージの両端では制服の警備員4人が警備にあたった。このほかに「警備」の腕章をつけたスタッフおよそ10人が出入りしていた。このイベントは報道陣のみを対象としたものであった。まんたんウェブの記事によると、報道陣向けのイベントでこのような警備態勢が敷かれるのは「異例の措置」であり、警備強化の理由について関係者からのコメントはなかったが、同記事では「事件を受けた対応とみられる」と推測している。なおこの日は映画『美しい絵の崩壊』のトークイベントも行われ、当時AKB48メンバーであった塚本まり子が出席した。このイベントにおいても、会場となった劇場のスクリーンの両脇に警備員が配置され、ロビーでの報道陣による取材の際も塚本の左右に警備員が配置されるといった警備の強化が見られた。 これ以降、AKB48グループに関連するいくつかのイベントにおいて、警備の強化がなされ、あるいは予定されていた一部の内容が中止されることになった。5月29日に行われた「AKB48選抜総選挙ミュージアム」オープニングセレモニーでは、2人の警備スタッフによる警備が行われたほか、予定されていた囲み取材が事件を受けて中止になった。同じく5月29日に行われた、HKT48のメンバーである指原莉乃が主演を務めている映画『薔薇色のブー子』の公開前夜祭イベントでは、警備員の人数が通常通りの9人であり、出演者に対する厳重な警備は行われなかったが、指原ら出演者が客席でファンと行う予定であった写真撮影は警備上の都合で中止となり、入場時にはスタッフ4人による手荷物検査が行われた。5月30日に開幕した展覧会「AKB48選抜総選挙ミュージアム」では、前年の2倍以上となる30人以上の警備員および警備スタッフが配置され、入場者に対する手荷物検査や金属探知機による検査がなされた。6月2日に開催された、AKB48のメンバーである岩田華怜が出席した「笹かまの日大使」の任命式イベントでは、警備員が配置されたほか手荷物検査がなされた。6月7日に開催された「選抜総選挙」の開票イベントおよび翌8日に開催された大島優子の卒業コンサートについても警備が強化されているが、これらについての詳細は後述する。 一方、5月30日に行われた、フジテレビの番組『AKB48 第6回選抜総選挙 生放送SP』に関連する特別企画「戦国アドトラック出陣式」においては、屋外で行われたイベントであったが警備員の配置はなされなかった。 警備の強化は、事件後に日本国外で行われたイベントにも及んだ。SKE48が7月15日に台湾・台北市で開催し、メンバー3人が出席したファンミーティングにおいては、安全対策としてファンに対する手荷物検査や金属探知機による検査が行われた。持ち込みできるかばんはひとつだけという条件がつけられ、その中身もチェックされたほか、飲料は試飲による確認がなされた。警備員は70人が動員された。このイベントではミニライブや質疑応答が行われたのみで、握手などはなされなかった。HKT48が8月25日に同じく台北市で開催し、メンバー3人が出席したファンイベントでは握手会が行われたが、このイベントでも金属探知機の導入などの安全対策がなされた。
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