計画の概要など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 23:14 UTC 版)
横浜駅周辺では西口(幸栄)地区、西口五番街地区、きた西口鶴屋地区、東口地区などが、「横浜都心・臨海地域」として特定都市再生緊急整備地域に指定されており、今後再開発を行う計画となっている。これらの地域において老朽化した建物を解体し、高層ビルなどによる横浜駅や駅周辺の一体再開発を目指す。当プロジェクトでは新たな枠組みとして再開発地区を5つのエリアに分けており、横浜駅を中心に西口周辺(五番街含む)および東口周辺の地区を合わせて「センターゾーン」とし、その周囲にある4つのエリアをそれぞれ「南幸地区」、「北幸地区」、「鶴屋町地区」、「平沼地区」としている。 建物の建て替えのみならず、現在は地下で結ばれている東口と西口方面を駅ホーム上空の2階部分で直線に結び(新たなペデストリアンデッキの整備)、駅前広場や待ち合わせ場所(ターミナルコア)の整備、中央通路と西口地下街(旧称:ザ・ダイヤモンド)の地下階層による接続(横浜駅西口改札跡地 にある、通称"馬の背"の解消)、駅周辺の遊歩道整備(東横線廃線跡〈横浜駅〜桜木町駅間〉の遊歩道整備を含む)、東口地区とみなとみらい地区の更なる接続強化(東口地区開発「ステーションオアシス」からのデッキレベルでの接続計画や出島地区における再開発を含む)、首都高速道路の壁面緑化、河川の有効活用や河川沿岸の整備(河川は治水対策をし、水上バスの運行やボードデッキを整備する)などを行い歩行者空間や交通の充実を図るというもので、横浜港開港150周年である2009年に計画がとりまとめられた。開発の期間を二期に分け、全体の完成は計画策定から20年後を目処にしている。 2010年1月に、「エキサイトよこはま22」の横浜市案による20年後の横浜駅周辺を表したイメージ映像が横浜市都市整備局のサイトなどで公開された。この映像は今後の計画検討の際などに利用される予定である。 参考:横浜駅周辺地区・エキサイトよこはま22 > 計画の概要(横浜市都市整備局)
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