茄*とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 植物 > > 一年草 > 茄*の意味・解説 

なす【茄子/×茄】

読み方:なす

ナス科多年草栽培上は一年草大きな楕円形夏から秋紫色の花を開く。実を食用とし、果皮はふつう紫黒色光沢があり、形は品種によって丸いものや細長いものなどさまざま。インド原産といわれる。なすび。《 夏》「採る—の手籠(てかご)にきゅアとなきにけり/蛇笏

[補説] ナス科双子葉植物は、約2000種が熱帯から温帯分布し中南米多く、ナス・トマト・ジャガイモ・タバコやチョウセンアサガオ・ハシリドコロなども含まれる

茶の湯用い茶入れの一。丸形で口もとがすぼみ、中央ふくらんだ形のもの。

茄子/茄の画像
茄子を模した紋所一つ付き茄子」
茄子の画像
茄子/茄の画像
茄子の画像
茄子(2)

なすび【茄子/×茄】

読み方:なすび

ナスの別名。《 夏》

紋所の名。ナスの実・花・葉組み合わせて図案化したもの


読み方:ナスnasu

作者 西脇順三郎

初出 昭和48年

ジャンル


ナス

(茄* から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 07:47 UTC 版)

ナス(茄子[2]、茄、ナスビ、学名Solanum melongena)は、ナス科ナス属の植物。また、その果実のこと。別名ナスビともよばれる[3]。インド原産で、淡色野菜として世界中で栽培されている。果実は黒紫色が多いが、色や形は様々で多数の品種がある。


注釈

  1. ^ 卵型の白い果実が一般的だった地域の英語名が“eggplant”となっている。

出典

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Solanum melongena L. ナス(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年8月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 86.
  3. ^ a b c d e 貝津好孝 1995, p. 146.
  4. ^ a b c d e f g h i 主婦の友社編 2011, p. 24.
  5. ^ a b c d e f g h i j 小川正 (2016年7月20日). “湖国の食 ナス 多様な料理を楽しむ”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 びわこ版 17 
  6. ^ a b ナスのヘタに含まれる天然化合物、子宮頸がん細胞に抗腫瘍効果 名大”. 科学技術振興機構 (2024年1月5日). 2024年1月15日閲覧。
  7. ^ 【抗がん成分を発見?】なすのへたで「長生きスープ」つくってみた!”. がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ. 2024年1月15日閲覧。
  8. ^ 加納喜光『動植物の漢字がわかる本』山海堂、2007年、182頁。ISBN 4-381-02200-9 
  9. ^ a b 石尾員浩『野菜と果物 ポケット図鑑』主婦の友社、1995年、118頁。ISBN 4-07-216639-1 
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 講談社編 2013, p. 67.
  11. ^ 講談社編 2013, p. 64.
  12. ^ a b c d e f g 田中孝治 1995, p. 198.
  13. ^ a b c d e f g h i j 田中孝治 1995, p. 199.
  14. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, pp. 36–37.
  15. ^ 大久保 1995, p. 148.
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 87.
  17. ^ a b c d 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 31.
  18. ^ a b c d e 竹下大学 2022, p. 80.
  19. ^ 武光誠『歴史からうまれた日常語用語辞典』東京堂出版、1998年、230-231頁。ISBN 4-490-10486-3 
  20. ^ a b 竹下大学 2022, p. 81.
  21. ^ 大竹大学 2022, p. 81.
  22. ^ a b c d e f g h 主婦の友社編 2011, p. 28.
  23. ^ a b c d e f g h i 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 241.
  24. ^ a b c d e f g 板木利隆 2020, p. 22.
  25. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 36.
  26. ^ 板木利隆 2020, p. 23.
  27. ^ 板木利隆 2020, p. 26.
  28. ^ a b c d e f 主婦の友社編 2011, p. 29.
  29. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 38.
  30. ^ a b c 主婦の友社編 2011, p. 30.
  31. ^ a b 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 39.
  32. ^ a b c d e 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 40.
  33. ^ a b 板木利隆 2020, p. 24.
  34. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 30.
  35. ^ 金沢市中央卸売市場>豆知識>青果雑学>なす
  36. ^ a b c d e f g h i j k l m 主婦の友社編 2011, p. 25.
  37. ^ a b c d e f g h i 竹下大学 2022, p. 84.
  38. ^ a b c d e f g 講談社編 2013, p. 66.
  39. ^ a b c 竹下大学 2022, p. 82.
  40. ^ a b c 竹下大学 2022, p. 83.
  41. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 34.
  42. ^ 竹下種苗 2022, p. 84.
  43. ^ a b c d 竹下大学 2022, p. 85.
  44. ^ しみずの農産物・ナス JAしみずホームページ
  45. ^ 萩たまげなす | ぶちうま!やまぐち.net~やまぐちの農林水産物~”. www.buchiuma-y.net. 2019年9月1日閲覧。
  46. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 32.
  47. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 35.
  48. ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, pp. 87, 98.
  49. ^ a b 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  50. ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)
  51. ^ 日本食品標準成分表2015年版(七訂)第2章 日本食品標準成分表 6.野菜類”. 文部科学省. p. 9. 2020年6月24日閲覧。
  52. ^ a b 講談社編 2013, p. 69.
  53. ^ a b 世界初!ナス由来の成分による血圧改善、気分改善効果を実証|What's New”. www.adeka.co.jp. ADEKA. 2020年6月24日閲覧。
  54. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 41.
  55. ^ 第3章 調理室における衛生管理&調理技術マニュアル”. 文部科学省. 2020年6月5日閲覧。
  56. ^ 講談社編 2013, pp. 68–69.
  57. ^ 地球の歩き方編集室 編『世界のグルメ図鑑』学研プラス地球の歩き方BOOKS 旅の図鑑シリーズ〉、2021年7月26日、133頁。ISBN 978-4-05801659-6 
  58. ^ Çiğdem TEZ(チーダム・テズ)(著)、天野かよ 訳(編)「トルコの暮らしと食文化」『食品と容器』第57巻第1号、缶詰技術研究会、2016年、52-58頁。 
  59. ^ 服部幸應『世界の六大料理基本事典』東京堂出版、2015年2月20日、208頁。ISBN 978-4-490-10858-3 
  60. ^ Uses of Tropical Grain Legumes: Proceedings of a Consultants Meeting, 27-30 Mar 1989, ICRISAT Center, India. ICRISAT. (1991). pp. 108, 335. ISBN 978-92-9066-180-1. https://books.google.com/books?id=GNKzAAAAIAAJ 
  61. ^ 主婦の友社編 2011, p. 11.
  62. ^ 根田仁、毒きのこ類 森林科学 Vol.54 (2008) p.39-42, doi:10.11519/jjsk.54.0_39



出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:24 UTC 版)

発音(?)



※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「茄」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



茄*と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「茄*」の関連用語

茄*のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



茄*のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのナス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS