臨済宗関東十刹とは? わかりやすく解説

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臨済宗関東十刹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:20 UTC 版)

法泉寺 (鎌倉市)」の記事における「臨済宗関東十刹」の解説

畠山国清開基素安了堂開山とする。当寺創始畠山国清1353年文和2年)から1361年康安元年)まで関東執事の職にあり、一方素安了堂1360年延文5年69歳没しているので1353年文和2年以降1360年延文5年)までの間と考えられる。 「同砌如法写経讃」には「如法写経勤行朝夕慇懃の砌として...されば普賢大士十羅刹女二聖二天三十番神十二神将をのをの一々擁護をたれたまふ」とあり、釈迦三尊安置仏殿以下隆盛を誇る伽藍諸仏諸天の様をしのばせる1351年観応2年11月20日当寺対し武蔵国男衾郡崛戸郷の地頭職安堵されている。 1353年文和2年畠山国清は、法泉寺の訴により、同寺領伊豆国狩野荘を交付せしめている。 1353年文和2年法泉寺長老は、伊豆国修善寺殿堂新築し天下太平祈った功を足利尊氏より褒せられて静学坊を塔頭としている。 1361年康安元年陸奥国如法寺当寺末寺となる。 1363年貞治2年鎌倉御所基氏は当国曽比郡を寄せている。 1386年至徳3年関東十刹に列せられた。近世資料では、建長寺本末敗壊改派牒に「敗改十刹 相州鎌倉扇谷法泉寺」とある。法泉寺廃寺となった年は判っていない。 1547年天文16年北条氏鎌倉代官大道寺盛昌が、法泉寺再興のために敷地として土地寄進し、北条氏康寄進地合わせて三百疋の地を宝珠庵渡し、翌1548年天文17年)にこの替地を泉ヶ谷に与え、翌1549年天文18年)には同所竹木伐採禁じたりしているが、この再興がどうなったかは明らかではない。 東京都港区麻布阿弥陀寺にある鐘は、もと法泉寺の鐘であり、銘は清拙正澄、鋳工は物部道光である。この銘によれば当寺住職素安了堂であった

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臨済宗関東十刹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:19 UTC 版)

長楽寺 (太田市)」の記事における「臨済宗関東十刹」の解説

1221年承久3年世良田義季開山臨済宗の僧釈円栄朝開山として創建されたという。早い時期から官寺として扱われていた。室町時代初期南北朝時代)には室町幕府から関東十刹のひとつに列せられた。 鎌倉時代開基江戸時代までは新田家および足利家鎌倉公方)の帰依を得、臨済宗関東十刹中でも大寺であった

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臨済宗関東十刹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:25 UTC 版)

善福寺 (鎌倉市)」の記事における「臨済宗関東十刹」の解説

大川道通開山とする。 1323年(元亨3年)の北条貞時十三年忌供養には当寺より僧衆66人を参加させている。この数は参加寺中9番目の人数あり、かなりの大寺であったことが判る1386年(至徳3年)関東十刹に列せられたが、のちに廃寺となる。善福寺廃寺となった年は判っていない。 近世寺名見出されるのは、五山目録関東十刹として、「相州 海雲山善福寺」とある。

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