臨機応変太郎(りんきおうへんたろう) / 臨機応変マン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:40 UTC 版)
「臨機応変マン」の記事における「臨機応変太郎(りんきおうへんたろう) / 臨機応変マン」の解説
通常は「臨機応変マン」もしくは「りんき(ちゃん)」と呼ばれ、原くんからは「所長」と呼ばれる。ウルトラの星にしがみついて離れない「臨機の星」からやって来た貧乏出稼ぎ宇宙人ヒーロー。外見は蝶ネクタイにプロレスラー風のパンツ・手袋・リングシューズ・マントを着用。「こわれ荘」というアパートになんでも屋の臨機応変事務所を構える。臨機星人の能力である9999パターンの変身能力が最大の能力で、「りんき」「おーへん」と叫びながら変身ポーズを取り、「とーっ!!」とジャンプすることで変身を完了。「クルクルパッ」の効果音と共に着地して「臨機応変マン変身パターンその○○番・××スタイルだーっ!!(スパパパパーン)」と変身後の姿を紹介するのが基本(手足など身体の一部のみ変身するパターンも存在。また「スパパパパーン」の部分はスタイルによって変わる事もあり)。特に変身パターンその18番「怪獣退治スタイル」になった際は目元にゴーグル風の意匠が加わり、マントや蝶ネクタイが消えて全体のデザインも変化し、胸には大きく「R」のイニシャルが入るなど全体的に若干だがカッコよくなるだけでなく、変身の最後のアクションもウルトラマンの変身を思わせるポーズに「バビューン」という効果音が入る。変身解除は「元の」「状態に」「もどるべさー(もどるべしー)」で逆ルートをたどる。ただし、トレードマークにして臨機星人の特徴である大きな出っ歯は何に変身しようと消せない。またこの出っ歯は巨大化させ盾にしたり、ハサミやカッターの要領で物を切るなどいくつかの使い道がある。他にはトサカ状のパーツのついた頭部を飛ばして攻撃する「アイスラッガー」や額から発射する「りんきビーム」などの技を持ち、体のサイズも数十mからミクロサイズまで自由に変えられる。主食はカップ麺で具はエビが一番好きらしい。家族構成は父(臨機応変父之助)、母(臨機応変母子)、弟(臨機応変弟次郎)、妹(臨機応変妹子)で、皆りんきと同じ手袋・リングシューズ・マントをつけており臨機星人の頭部を象ったような形のオンボロ宇宙船で地球を訪れた事がある。第2巻の途中で地球を守るために「他の星で10年以上暮らしてはいけない」という臨機の星の法律を破り、故郷に帰る事ができない身となる。助手である原くんとはたびたび喧嘩もするが深い絆で結ばれており、時には報酬度外視で「愛する原くんの暮らす星だから」という理由で地球のために戦ったりもする。『とっても!ラッキーマン』第1巻の中表紙(コミックス版第4巻の中表紙と同じ)をはじめ、勝利マンの回想シーンやよっちゃん編などにも度々登場する。
※この「臨機応変太郎(りんきおうへんたろう) / 臨機応変マン」の解説は、「臨機応変マン」の解説の一部です。
「臨機応変太郎(りんきおうへんたろう) / 臨機応変マン」を含む「臨機応変マン」の記事については、「臨機応変マン」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から臨機応変太郎 / 臨機応変マンを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から臨機応変太郎 / 臨機応変マンを検索
- 臨機応変太郎 / 臨機応変マンのページへのリンク