聖母マリアの七つの悲しみとは? わかりやすく解説

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聖母マリアの七つの悲しみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 10:11 UTC 版)

悲しみの聖母」の記事における「聖母マリアの七つの悲しみ」の解説

1668年に、修道会聖母のしもべ会」が申請していたこの「聖母マリアの七つの悲しみ」について、その祝日別の日に分離することが認められた。この祝日は、9月第3日曜日とされた。この祝日は、聖母七つの悲しみ黙想することがその目的である。この祝日1814年教会暦載せられ教皇ピウス12世によって全てのカトリック教会広められた。この祝日その後9月第3日曜日移動されたが、さらに1913年には教皇ピウス10世により、十字架称賛祝日から数日後9月15日移動された。現在もこの祝日は同じ日付である。 なお、この「聖母マリアの七つの悲しみ」に関しては、聖週間9月15日祝典が行われており、双方ともそれぞれ「聖母マリアの七つの悲しみの祝日」と呼ばれ続けていた。そしてセクエンツィアとして「スターバト・マーテル」を唱えることにもなっていた。このように聖週間行われていた祝典9月15日祝日行われる祝典重複しているとして、1969年教会暦から削除された。これにより残された方の9月15日が「悲しみの聖母」の祝日となり「スターバト・マーテル」を任意唱える日として知られるようになった1962年教会暦における祝典が、現状においても特別形式ローマ典礼として未だ存在している。そしてこれは、1969年教会暦使用見直した地域にあっても同じである。マルタのように1962年教会暦を自らの地域における教会暦としている地域いくつか存在し続けた全ての国々において、2002年版ミサ典礼書には、聖金曜日集祷文唱える選択肢設けられている。

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聖母マリアの七つの悲しみ

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悲しみの聖母」の記事における「聖母マリアの七つの悲しみ」の解説

マリア七つの悲しみ」は、カトリック教会信心業の中でも普及しているものであるカトリック教会における共通した宗教画として、聖母マリア悲しみにくれて涙を流し7つの矢に心臓貫かれ、しばしば流血している姿が描かれる。この信心業における祈祷文も、聖母悲しみ瞑想することから成り立っており、これはルカによる福音書記されシメオン預言を基にした聖母七つの悲しみ詳しく述べるところから始まる。 この「悲しみの聖母」における信心業で一般的なものは「七つの悲しみロザリオ英語版)」や「聖母七つの悲しみのチャプレット」、そして最近では「聖母マリア悲しみ汚れなきみ心(英語版)」がある。 聖母マリアの七つの悲しみとは、聖母マリア人生において起こった7つ出来事指している。これは「聖母マリア 7つ悲しみ道行」として一般的に普及している信心業であり、「聖母マリアの七つの悲しみ」の各シーンは、美術絵画として頻繁に描かれるテーマである。 カトリック教会一般的に行われている信心業の行い方は、「主の祈り」を1回それぞれの7つ玄義ごとに「アヴェマリア祈り」を1回ずつ唱える。なお、この七つの悲しみは、ロザリオの祈り5つ玄義混同すべきではない。 シメオン予言 (ルカ 2:34-35) エジプトへの逃避 (マタイ 2:13) 幼子イエスエルサレム神殿見失う (ルカ 2:43-45) 十字架の道行きでのイエスとの出会い ゴルゴタの丘でのイエス磔刑 (ヨハネ 19:25) イエス脇腹突かれ十字架から降ろされる(en:Descent from the Cross) (ヨハネ 19:34, 19-38) アリマタヤのヨセフによるイエス埋葬英語版) (ヨハネ 19:40)

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