聖母の言葉とは? わかりやすく解説

聖母の言葉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 21:20 UTC 版)

ファティマの聖母」の記事における「聖母の言葉」の解説

5月13日聖母「何も怖がることはありません。わたしは皆さんに、何も悪いこと致しません。」 ルシアあなた様どちらかいらしたのですか?」 聖母「わたしは天国からまいりました。」 ルシアあなた様は、私ども何をお望みでございますか?」 聖母「わたしはあなたたちお願いがあってまいりました。どうかこれから続けて六回、毎月十三日の今と同じ時間にここへ来てください十月には、私が誰であるか、また何を望んでいるかをあなたたちお話いたしましょう。」 ルシアあなた様天国からいらした?では私は、この私め天国行けるでしょうか?聖母「ええ、あなたは天国へ行くでしょう。」 ルシア「ではジャシンタは?」 聖母「ええ、ジャシンタも。」 ルシア「それではフランシスコも?」 聖母フランシスコ天国へ行くでしょう。でもその前にロザリオの祈りをたくさん唱えなければなりません。」 聖母皆さんは、神様のご光栄侮辱する罪の償いとして、犠牲を払うために神様に身をささげ、神様皆さん送ろうとなさる苦しみをすべて喜んで受け入れてくれますか?罪びとたちの回心のために、そして数々冒涜聖母汚れなき御心加えられあらゆる苦しみ償うために、苦しみを耐え忍んでくれますか?」 ルシア「はい、わたしたちはそういたします。」 聖母「では、皆さん多く苦しみに耐えなければなりません。でも神様の恩ちょうがいつもあなたたち助け守ってくださるでしょう。」 ルシア「もしよろしければ戦争(訳注:第一次世界大戦)がもうすぐ終わるかどうか教えていただけませんか?」 聖母「わたしが言おうとすることをあなたに全部話し終わらないうちは、まだそれを教えることはできません。」 【6月13日ルシアあなた様は、私どもにここに来るようにと仰せなりました。どうか私ども何をお望みおっしゃって下さいませ。」 聖母「来月の十三日にも皆さんにここに来て欲しいのです。それから毎日ロザリオ唱えることも忘れずにお願いします勉強して字が読めるようになって下さいそうしたら私が一番願っていることを皆さんお話致しましょう。」 ルシアできましたら、私ども天国お連れ下さいお願いしたいのですが。」 聖母「はい、ジャシンタとフランシスコはまもなく連れてまいりましょうでも、あなたはね、もっと長くこの世にとどまらなければなりません。イエス様は、私の『汚れなきみ心』への信仰全世界打ち立てたいと願っておいでなのです。」 ルシア「では、私は、この世ひとりで残らなくてはいけないのですか?」 聖母「いいえ、わが子よ、そんなことはありません。それに、そんなことで悲嘆暮れたりするのですか?気を落としてはなりません。私は決してあなたを見捨てたりはいたしません。私の汚れなきみ心が、あなたの心の支えとなり、あなたを神様へ導く道となりましょう。」 【7月13日】 『あなたたちは、哀れな罪びとの魂が行き着く先の地獄見たのです。彼らの魂を救うために、主は私の汚れなきみ心への信仰この世打ち立てたいと願っておられます。もし私があなたたちに話すつもりでいることを人々実行するなら、たくさんの霊魂救われ世界平和になるでしょう!』 『戦争(訳注:1914~18年第一次世界大戦)は終わりに近づいていますが、もし人々が主に背き罪を犯し続けるなら、次の教皇(訳注:ピウス11世)の在位期間中にもっとひどい戦争が始まることでしょう。』 『いずれあなたがたは、不思議な大きな光が夜空にかがやくのを見るでしょうが、これを見たら、神様与えたもうたしるしと悟りなさい。それは、戦争飢きん教会教皇様への迫害が、天罰として人類ふりかかる日の近いしるしです。』 『それを防ぐために、どうかロシアを私の汚れなきみ心に奉献し、月の初の土曜日ごとにつぐない聖体拝領をするよう、お願いしたいのです。』 『もし人々私の願い聞き入れるなら、ロシア回心し、世界は平和となりましょう。もし聞き入れなければロシアはその誤った考え世界中まき散らし戦争教会への迫害あおり立てるでしょう。そのために大勢善良な人々大いなる苦しみを受け(訳注:「大勢善良な信者殉教し、」と訳すことも可)、教皇様は多くのことを堪え忍ばねばならず、たくさんの国や民族滅びてしまうのです。ですが最後には、私の汚れなきみ心が勝利をおさめます。世界汚れなきみ心に奉献することは実行されロシア回心し、地上平和な時代もたらされることでしょう……』 【8月19日】 『もし人々あなたたち無理やり町へ連れ出したりしなかったなら、奇跡はもっと壮大なものとなったでしょうあなたたちは、聖ヨセフと、人々祝福する幼子イエスと、"ロザリオの聖母"と"苦しみ聖母"を見るでしょう。』 【10月13日ルシアあなた様はどなた様で、私に何をお望みでございますか?」 聖母「私はロザリオの聖母です。私のためにここに聖堂建ててほしいのです。」 ルシア「もしよろしければお願いしたいことがたくさございますが!…」 聖母そのうちいくつか聞き届けましょう。でも残りについてはそうはまいりません。人々行い改め、罪の許しを願わなければなりません!」 聖母人々はもうこれ以上主なキリスト背いてはなりません!主はすでに、あまりにも背かれ過ぎているのです!」

※この「聖母の言葉」の解説は、「ファティマの聖母」の解説の一部です。
「聖母の言葉」を含む「ファティマの聖母」の記事については、「ファティマの聖母」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「聖母の言葉」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「聖母の言葉」の関連用語

聖母の言葉のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



聖母の言葉のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのファティマの聖母 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS