聖書の無誤性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/03 16:07 UTC 版)
聖書の無誤性(せいしょのむごせい、英語: Biblical inerrancy)とは、聖書が原典において全く誤りがない神の言葉であるという、聖書の教理の前提である。この立場では「歴史と科学の分野を含んで完全に正確」であり、誤りの部分はないと主張する。無誤性は、聖書は「信仰と生活との誤りなき規範」であるが、歴史や科学の分野には誤りがあるとする聖書無謬説(限定無誤性、部分的霊感説)とは区別される。ただし、部分霊感説と無誤性は対立するが、無謬性と無誤性は対立しない[1][2]。
- ^ 宇田進『福音主義キリスト教と福音派』いのちのことば社
- ^ 日本福音同盟『日本の福音派-21世紀に向けて』いのちのことば社
- ^ 尾山令仁『聖書の権威』羊群社
- ^ 尾山令仁『聖書の教理』羊群社
- ^ Geisler & Nix (1986). A General Introduction to the Bible. Moody Press, Chicago. ISBN ISBN 0-8024-2916-5.
- ^ 『リフォームド神学事典』いのちのことば社
- ^ 日本キリスト教宣教史p.336
- ^ 福音派の歴史p.228-229
- ^ 尾山令仁『聖書の教理』羊群社p.34
- ^ ."[1]英語
- ^ 聖書の権威を否定しているという批判
- 1 聖書の無誤性とは
- 2 聖書の無誤性の概要
- 3 批判
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