編成・車内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 11:39 UTC 版)
700系「ひかりレールスター」編成図 ← 博多 新大阪 → 1 2 3 4 5 6 7 8 自 自 自 指 指 指 指 指C 凡例 C=コンパートメント席(4名1室を4室設置) 全車両禁煙(喫煙ルームの設置なし) 8両編成で、全車両が普通車となっている。このため0系「ウエストひかり」12両編成と比較すると専務車掌の数を半減することができた。 1 - 3号車の自由席車は700系B編成普通車座席とほぼ同等設計であり、座席は他の新幹線車両と同一の横3列+2列の5アブレストとなっている。シートモケットは深緑色を採用している。 4 - 8号車の指定席車の座席は0系「ウエストひかり」編成を踏襲した横2列+2列の4アブレストであり、座席幅のみならず、隣席間の肘掛がゆったりしたグリーン車並のものであることが人気をよんだ。グリーン席との主な差異はシートピッチが他の普通車と同じ1,040mm(グリーン車は1,160mm)であるのと、フットレスト、読書灯、FMラジオが装備されていない程度である。JR西日本ではこれを「サルーンシート」と呼称している。シートモケットは青色。またC、B編成グリーン車同様の暖色系の蛍光灯を使用した半間接照明を採用している。これにちなんで運行開始直後の2001年冬季のキャッチコピーは、「冬は、ホットレールスター」というものであった。 また、大人2名が小児を連れて8号車の隣同士の2席を確保した場合、肘掛に取り付けて小児を座らせる「チャイルドクッション」と呼ばれる簡易椅子の貸し出しも無料で行われていた。2003年10月1日から10月14日まで上下各5本で「チャイルドクッション」の無料貸し出しが試行され、その後本格導入されたが2011年3月11日をもって終了している。 従来は6号車が喫煙席であったが、2012年3月17日のダイヤ改正で6号車も禁煙車に変更され、700系E編成は全車禁煙となった。2004年(平成16年)7月までは5号車も、2011年3月11日までは2号車も喫煙席であった。また、喫煙車両のデッキに設置されていた灰皿は、2007年(平成19年)1月末までに撤去された。 3・7号車デッキには清涼飲料水の自動販売機が設置されていたが、2012年3月17日でサービスを終了した。このほかにも、「旅指南」と呼ばれるタッチパネル式時刻表検索機(プリントアウトも可能)が設置されていたが、2008年(平成20年)3月14日をもってサービスを終了した。 3号車(自由席)車内 6号車(指定席)車内 6号車の座席 6号車 着座目線
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