維新政友会の発足とは? わかりやすく解説

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維新政友会の発足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 13:46 UTC 版)

韓国における政党史」の記事における「維新政友会の発足」の解説

大統領選挙国会議員選挙結果危機感抱いた朴正熙は、1972年10月に非常戒厳令布告した上で憲法改正十月維新)し、大統領選出方法直接選挙制(直選制)から統一主体国民会議による間接選挙制(間選制)にすると共に重任制限撤廃した国会議員選出方法三分の二中選挙区制一律定数2名)で選出、残る三分の一大統領推薦した候補者名簿国民会議任命する方法改められ与党共和党とは別に大統領意思反映して行動する維新政友会組織された。また、第3共和国時代禁止されていた無所属での立候補認められるようになった。これらの措置終身政権目指す朴大統領にとって障害なりかねない国会形骸化するための措置であったが、もう一つには政党そのもの統治の手段から排除するための措置でもあった。それまで与党である共和党においても、10・2坑命波動党内の反金鍾泌派が一掃され大統領意向従来よりも強く反映されるようになった

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維新政友会の発足

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/30 08:25 UTC 版)

統一主体国民会議第一期代議員選挙」の記事における「維新政友会の発足」の解説

第四共和国憲法では、国会三分の一に当たる議席を、統一主体国民会議国民会議)から選出することになっていた。選挙法では、国民会議によって選出される国会議員候補者は、大統領国民会議対し一括推薦行ない国民会議推薦候補への一括投票決することになっていた。 朴正煕大統領は、1973年2月27日行なわれ第9代総選挙後3月5日に、国会議員候補者73名(任期3年)と予備候補14名を決定し国民会議一括推薦した朴大統領一括推薦受けて国民会議市道別ごとに一括投票推薦名簿対す賛否投票)を実施し7日73全員国会議員選出した選挙結果項目票数在籍代議員2,359 出席代議員2,354 賛成2,251 反対82 無効21 統一主体国民会議選出国会議員構成分野別人数比率政治家20 27.4 官僚16 16 軍部8 11.0 女性8 11.0 学界7 9.6 言論界7 9.6 社会各界4 5.5 教育界3 4.0 政治家からの出身20名の中には金鍾泌国務総理白斗鎮前国会議長などが含まれていた。 国民会議から選出され大統領推薦事実上任命議員は、与党民主共和党とは別に、独自の院内交渉団体維新政友会」を3月10日創立総会開催して結成した初代会長白斗鎮選出された。維新政友会はその規約において「十月維新理念議会政治具現化することで、韓国民主主義発展寄与することを目的にする」としていたが、実質的に大統領国会掌握するための前衛部隊としての役割のみを担わされた。 地域区から選出され議員146名と、国民会議から選出され維新政友会議員73名を合わせた219名で構成され第9代国会議員によって構成された、第四共和国憲法下で初めての国会は、1973年3月12日開会された。

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