さいみつ‐が〔‐グワ〕【細密画】
ミニアチュール
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 15:46 UTC 版)
ミニアチュール(仏:miniature)または彩画(さいが)・細密画(さいみつが)とは、古代・中世の絵付き写本に収録された挿絵である。語源はラテン語のminium(鉛丹)。初期の写本の赤色インクに鉛丹が使われていたことにちなむ。中世のミニアチュールは小さいものが多かったため、「minute(微細な)」などが語源であると誤解され、小さいサイズのイラストを指してミニアチュールと呼ばれるようになった。ミニアチュールの翻訳語として細密画という表現が採用されたのもこれに由来する[1]。
- ^ ミニアチュールは小さい模型などを指すミニチュアと同じ言葉で、前者はフランス語からの発音借用、後者は英語からの発音借用である。
細密画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 02:05 UTC 版)
発明家や技術者としてだけでなく、ジャザリーは美術家としても評価されている。彼の著書には、自身の発明をミニアチュールで描写した絵があり、中世イスラム美術の1つとされている。以下にその一部を掲げている。 水力駆動の揚水機の図 象時計の図 ろうそく時計の図 ロボット楽団の図 オートマタの一種の図 水洗機構付き手洗いオートマトンの図 水力駆動サーキヤの図
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