筑波 洋 / スカイライダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 22:58 UTC 版)
「仮面ライダーSPIRITS」の記事における「筑波 洋 / スカイライダー」の解説
ネオショッカーから日本を守った8人目の改造人間。本作では10人ライダー中、最年少という設定を活かした若々しい容姿にデザインされている。優しさや爽やかさ、人の良さが前面に押し出されているのが本作での特徴。 第1部第十三話で、BADANがボーヒネン博士を狙うと考え、がんがんじいとともにノルウェーを訪れて警護に当たる。 ドクガロイドと空中戦を繰り広げるが、猛毒の鱗紛攻撃の前に重力低減装置を損傷させられ、墜落してしまう。中毒症状に陥って一度敗退し、フレイアの解毒能力によって回復後、ボーヒネン博士によって再改造させられそうになった彼女を助け出す際、彼女と同じ解毒能力を得た(偶然かつ一時的)。ドクガロイドとの再戦の際には鱗紛攻撃を克服し、ライダーブレイクを敢行した。まだ自己修復が済んでいない重力低減装置の代わりに、特技のハンググライダーを用いて追撃し、上空から大回転スカイキックを放って撃破した。ドクガロイドが言い放った「人間は弱いから裏切り、奪い合う。弱いから恐れ、殺し合う。それが人間だ」という言葉に対し、その現実を認めながらも仮面ライダーとして人類のために戦うことを改めて決意。 結果として、フレイアから兄・フレイを奪ってしまったことに対して謝罪の涙を浮かべるなど、TVシリーズの心優しく涙もろい性格は健在である。それ故にZXこと村雨良と最初に心を通わせる仮面ライダーになった。 第2部では、ストロンガーを連れてサザングロスからXライダーとアマゾンライダーを救出。 第3部では、北海道に陣取った再生ネオショッカーに立ち向かう。ZXと共に再生怪人部隊を撃退後、「仮面ライダー」の名を語ることに躊躇する良を叱咤激励した。その後、再生した大首領を相手に奮闘し、大首領の弱点である右足に大ダメージを与えたが、爆発の勢いで生死不明となってしまう。無事に生存が確認されたのは、行方不明になったその日から6日後、かつて改造手術を施した命の恩人・志度敬太郎に救われてからのことであった。 重傷から回復した現在は、石川県で戦うスーパー1に代わってドグマを鎮圧すべく東北に到着。ZX、Xライダー、スーパー1と共にドグマを鎮圧した後は、東京の1号・2号の援護に向かい、その際に荒ワシ師団長の攻撃から滝を救うも手傷を負う。 罪悪感に苦しみつつも、亡き父代わりとして自分を案じる志度に対しては「博士」ではなく、あえて「志度ハングライダークラブ」の「会長」と呼ぶなど、彼を気遣う姿が見られる。 村枝は、筑波洋の人物像は『スカイライダー』の番組自体が原点回帰を目指していたため突出した個性が求められていなかったため他の仮面ライダーとの描き分けに苦心したといい、演じた村上弘明の当時の若さを押し出すことで本郷猛との差別化を図っている。
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