第707航空団
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「宇宙戦艦ヤマト2199の登場人物」の記事における「第707航空団」の解説
メルダ・ディッツ 声 - 伊藤静 / デザイン - 結城信輝 / 登場作品 - 『2199』『追憶の航海』『2202』『ヤマトという時代』『2205』 旧ガミラス戦闘機パイロット。第707航空団所属の女性パイロット。少尉。ガル・ディッツの娘。19歳相当。 『2199』第10話から登場。真ん中分けの赤いセミショートヘアの前髪からアホ毛が逆立った髪型が特徴。軍人の家系に生まれたことを誇りに思う、堂々とした性格。髪の色と同じ紅い色をパーソナルカラーとしており、乗機や軍服も紅い。戦闘機パイロットとしての矜持を持っており、玲と格闘した際には彼女の銃を奪い合った末に手にするが、「私たちにこんなものは必要ない」と返している。 乗艦していた巡洋戦艦EX178が次元断層へ迷い込み、同じく迷い込んできたヤマトに連絡要員兼人質として乗り込んだことにより、地球人と最初に直接接触したガミラス人となる。その容姿が地球人と瓜二つであることが、ヤマト乗組員に衝撃を与えた。次元断層脱出後、EX178がゲール艦隊によって撃沈されて帰還する手段を失ったため、しばらくヤマトに同乗する。その後は後述の乗機ごと解放されてガミラスに帰還する。 デスラー総統暗殺未遂事件に際して父が身柄を拘束される一方、メルダは拘束を免れ、後に反体制派と結託して惑星レプタポーダを解放する。その後、連絡将校として再びヤマトに乗艦するが、崇拝の対象であるユリーシャに振り回されたり、初めて口にした地球のスイーツに夢中になったり、ヤマトに鹵獲されていたツヴァルケを自分の乗機とするに際して紅く塗り替えるように依頼するなど、年齢相応の描写もあった。ヤマトがサレザー恒星系に進入してガミラス本星の総統府へ突撃するに際して突入経路を手引きし、雪を救出するためにコスモゼロで出撃する古代を、ヤマト航空隊と協力して乗機で援護する。ヤマトが目的を果たしてイスカンダルを出発した後、ガミラスとイスカンダルの橋渡しとなるためにガミラスへ移住するユリーシャに、従者として付き従うこととなる。 『2205』では、イスカンダル星王室付き近侍武官として、スターシャとユリ―シャに仕えている。イスカンダルの海に退避していたガミラス移民船団がデザリアム軍に攻撃された際は、ツヴァルケで単機、これに立ち向かった。 カウルス・ヘルダー 声 - 寸石和弘 / デザイン - 出渕裕(原案)、山岡信一(クリンナップ) / 登場作品 - 『2199』 参謀。中佐。 『2199』第19話に登場。メルダの上官に当たる実直な軍人。虚偽の罪状により、親衛隊に連行される。ヘルダーの連行に対してメルダは抗議に行こうとするが、彼女の身を案じたドルメンたちに制止される。
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