第4次編制(1981年 - 1991年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/10 09:00 UTC 版)
「第1軍団 (ドイツ連邦陸軍)」の記事における「第4次編制(1981年 - 1991年)」の解説
陸軍第4次編制の枠組みでの変更はわずかであった。新たな枠組みの下で第110防空大隊が第100防空連隊に改編され、近代化の一環として1980年代にローランド地対空ミサイルが配備された。旧式化した防空火器はグレーフェンの第130および第140予備大隊に引渡された。他には軍団砲兵が改編され、第1砲兵団の隷下としてヴェセルにて核兵器運用能力を持つ第150ロケット砲兵大隊(地対地ミサイル)が置かれた。 1989年時点での第1軍団の編制は以下のとおりであった。 第1装甲師団、ハノーファー第1装甲擲弾兵旅団 在ヒルデスハイム 第2装甲旅団 在ブラウンシュヴァイク 第3装甲旅団 在ニーンブルク 第3装甲師団、ブクステフーデ第7装甲擲弾兵旅団 在ハンブルク 第8装甲旅団 在リューネブルク 第9装甲教導旅団 在ミュンスター 第7装甲師団、ウンナ第19装甲擲弾兵旅団 在アーレン (ノルトライン=ヴェストファーレン) 第20装甲旅団 在イーザーローン 第21装甲旅団 在アウグストドルフ 第6装甲擲弾兵師団、ノイミュンスター(有事に移行した際にはユトランド・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン連合陸上部隊司令部(LANDJUT)へ引き継がれる)第16装甲擲弾兵旅団 在ヴェントルプ・バイ・ハンブルク 第17装甲擲弾兵旅団 在ハンブルク 第18装甲旅団 在ボオシュテット 第11装甲擲弾兵師団、オルデンブルク第31装甲擲弾兵旅団 在オルデンブルク 第32装甲擲弾兵旅団 在シュヴァネヴェーデ 第33装甲旅団 在ツェレ 軍団司令部 第27空挺旅団 在リップシュタット 第1砲兵団 在デュルメン司令部中隊 砲兵観測中隊 第110野戦重砲兵大隊 第120野戦重砲兵大隊 第150地対地ミサイル砲兵大隊 第1防空団 在ミュンスター司令部中隊 第100地対空ミサイル連隊 在ヴッパータール 第1工兵団 在ミンデン司令部中隊 工兵大隊 × 2個 水陸両用工兵大隊 野戦(軽)工兵大隊 × 2個 水陸両用工兵大隊 重架橋大隊 第1通信団司令部中隊 通信機材整備中隊 通信運用連絡大隊 通信連絡大隊 通信情報監視大隊 第1陸軍航空団 在ハーンドルフ (ミュンスター)司令部中隊 航空統制中隊 航空整備中隊 第10陸軍航空軽輸送連隊 第15陸軍航空軽輸送連隊 第16陸軍航空対戦車連隊 第101陸軍航空連絡大隊 第1陸軍航空大隊 第11陸軍航空大隊 第1補給団 第1整備団 第1衛生団 第1特殊武器防護大隊 第190野戦憲兵大隊 在ハーンドルフ 第120電子戦大隊 在ハーンドルフ 第100警備大隊 在ハーンドルフ 第1軍団軍楽隊
※この「第4次編制(1981年 - 1991年)」の解説は、「第1軍団 (ドイツ連邦陸軍)」の解説の一部です。
「第4次編制(1981年 - 1991年)」を含む「第1軍団 (ドイツ連邦陸軍)」の記事については、「第1軍団 (ドイツ連邦陸軍)」の概要を参照ください。
- 第4次編制のページへのリンク