第4次車(934形)
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「阪急920系電車」の記事における「第4次車(934形)」の解説
934 - 937 (Mc) 、964 - 967 (Tc) 3次車の製造から2年半経過した1939年8月製造。運転台側妻面に幌枠が設置されたほか、社章の取り付け位置が車端部に変更され、唐草模様をあしらった菱枠が省略された。ベンチレーターの形状も台形断面のものに変更されている。自動連結器の高さが700mmから760mmに変更されたことから、貫通扉下のアンチクライマーの段数が4段から3段に変更された。台車は再び川-16となったが、軸受をローラーベアリングからプレーンベアリングに変更している。 4次車の製造に際しては、大幅なデザイン変更の計画が存在していた。側窓を阪急伝統の一段下降窓から上段下降、下段上昇式の二段窓に改めるとともに、前面貫通扉の幅を連結面より広い1,100mmに拡張するといったモデルチェンジも検討されたが、結局採用されなかった。
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