第19 - 24編成とは? わかりやすく解説

第19 - 24編成(6 - 7次車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:44 UTC 版)

営団05系電車」の記事における「第19 - 24編成(6 - 7次車)」の解説

主回路同時期(1992年)に製造され千代田線用06系同一IGBT素子VVVFインバータ制御東芝製、3レベル1200 V / 500 A、1C1M4群制御)とモノリンク式ボルスタレス台車採用した主電動機出力205 kW/台とされ、第14編成とは異なり起動加速度3.3 km/h/sとされている。 6・7次車用の東芝VVVFインバータ装置(SVF009-B0形) 前面窓内側にはインバータ制御車であることを示す小さな「V」マーク貼り付けされている。MT比は第14編成と同じ4M6Tだが、編成構成異なり電動車はすべて1M方式となったパンタグラフは各電動車に1基を搭載するそのうち第24編成廃車となった5000系アルミ車(5453号車)から一部部品リサイクルされ車両(アルミ・リサイクルカー、詳細後述)である。 車外では窓割付06系07系同一に変更され座席配置が4-6-7-6-4人掛けとなっている。このグループから側面の窓の一部固定となっており、開閉できるのは両側面2か所ずつ(6人掛け座席部分)の計4か所である。側窓の配置中間車場合W-d-W-d-W-d-W-d-W(便宜上、dは側扉、Wは1枚窓を表している)である。 車内設備見直しがあり、1人分の座席幅を440 mmから450 mm拡大、袖仕切上部パイプには座席用のモケット布地巻かれている。側窓は大きさ拡大されたためにカーテンは「引っ掛け式」から「フリーストップ式」に変更された。窓枠以後アルミ製に戻されている。 さらに車椅子での乗降移動考慮して床面高さを1,175 mmから1,150 mm下げ連結面は貫通路幅を800 mmから900 mm幅に拡大した貫通扉はドアガラスを下方まで拡大したものに変更し妻面窓は廃止された。車椅子スペースではその脇に2人分座席設置した。第14編成同様に電動車の床に設置されていたトラップドアは廃止された。 冷房装置インバータ式だが、外気導入形となり、さらにマイコンにより最適な空調選択する全自動空調機能」が追加された。装置キセには前後FRP製のカバー取り付けた丸み帯びた形状変更された。また、車外案内スピーカー外板取り付けからクーラーキセ内蔵形変更した電源装置であるDC-DCコンバータメーカー出力変更はないが、素子IGBT素子使用したものに変更された。 線区による配色前面装備機器等違いを除くと、0607系とは以下のような相違点がある。 0607系とは雨樋付近構造異なり、この2系列側面張り上げ屋根になっているのに対し、この編成張り上げ屋根になっていない。 基本的な乗務員室内レイアウト配色は第18編成までと、大きく変更されていない先頭車車体長が200 mm長く乗務員室扉とその隣の側扉の寸法200 mm広い。

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