神童とは? わかりやすく解説

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しん‐どう【神童】


神童

作者赤川次郎

収載図書砂のお城王女たち
出版社新潮社
刊行年月1988.2
シリーズ名新潮文庫

収載図書赤川次郎セレクション 7 神童
出版社ポプラ社
刊行年月2008.3


神童

作者北杜夫

収載図書夢一夜火星人記録
出版社新潮社
刊行年月1989.7

収載図書夢一夜火星人記録
出版社新潮社
刊行年月1992.7
シリーズ名新潮文庫


神童

作者真樹

収載図書明天快晴金陵城内
出版社角川書店
刊行年月1997.10
シリーズ名角川文庫


神童

作者谷崎潤一郎

収載図書潤一ラビリンス 3
出版社中央公論社
刊行年月1998.7
シリーズ名中公文庫


神童

読み方
神童しんどう

神童

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/06 17:35 UTC 版)

少年時代のモーツァルト
ブレーズ・パスカル

神童(しんどう、英語: Child prodigy)とは、特定分野において驚異的な能力を発揮する人物、特に少年時代に並外れて優秀であった者に対しての尊称である。

「神童」の基準

神童に明確な基準は存在しない。知能指数を検査してある一定の知能指数を上回ったときに「神童」と呼ぶこともできるが、あくまでひとつの目安である。それは創造力などは計測不可能なためである。

「神童」の例

学問分野では、サイバネティックスの創始者として有名なノーバート・ウィーナーが、幼い頃に奇偉な知能を発揮して、10代初めで既に大学で研究者として研究に従事していた例がある。また芸術の分野では音楽における神童として、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが10歳にならない段階で「神童」ともて囃されたことで有名である。他にコリン・マクローリンウィリアム・ジェイムズ・サイディズなどが挙げられる。野球においてはブライス・ハーパーが10代の頃に呼称された。

日本でも学問的に秀でた人間をことのほか天賦の才として尊重する風潮があった。例えば菅原道真石川啄木南方熊楠槇村浩などが神童と呼ばれた。

神童も二十歳過ぎれば

「十歳(とお)で神童、十五歳(じゅうご)で才子、二十歳(はたち)過ぎればただの人」[1]あるいは「神童も大人になればただの人」と言われることがある。これは、下記のような原因があると考えられる。

  • もともと神童と称される者は、運動能力、学業成績などが同年代の者に比べて現時点で優れていることを意味し、持っている能力が特別に優れているとは限らない。要するに、能力が優れているというよりも、同年代の者よりも成熟が早いだけという場合がある。いわゆる単なる早熟の人間が、少年時代に神童と呼ばれる場合が多くあるため、このような言葉が出来たと考えられる。
  • 子供が示せば驚異的で奇偉な能力でも、大人では一般的で平庸な能力である場合が多い。例えば、3〜4歳の子供が写実的な油絵を描けばそれこそ神童だが、その能力だけを持ったまま大人になっても誰も注目しなくなる。
  • 記憶力や言語学習能力など、全般的に大人より子供の方が優れる能力がある。そのような能力で並外れた能力を示したとしても、大人になれば衰えてしまう。
  • 天才少年として幼少年時代を演奏旅行にあけくれたモーツァルトのように、神童と呼ばれる子供はその才能故に偏った生育歴を送ることがあり、その影響も考えられる。

脚注

  1. ^ 芥川龍之介『才一巧亦不二』(1925年)。青空文庫/コトバンク

関連項目


神童

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 03:47 UTC 版)

三國志VI」の記事における「神童」の解説

20代ピーク達し老衰も遅い。最も長く活躍できるタイプで、諸葛亮代表例

※この「神童」の解説は、「三國志VI」の解説の一部です。
「神童」を含む「三國志VI」の記事については、「三國志VI」の概要を参照ください。

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神童

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 09:50 UTC 版)

名詞

 しんどう

  1. 奇偉子供幼年期から驚異的並外れた才知発揮する子供

関連語

対義語

成句


「神童」の例文・使い方・用例・文例

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