百音の同級生とその家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:18 UTC 版)
「おかえりモネ」の記事における「百音の同級生とその家族」の解説
及川亮(おいかわ りょう) 演 - 永瀬廉 百音の幼馴染で同級生。未知が通う水産高校のOB。愛称は「りょーちん」。 中学時代は百音に誘われ吹奏楽部に入部しトランペットを担当。卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災し、母の美波を失う。 高校卒業後に漁師となり、失意で酒に溺れた父の新次と仮設住宅で暮らしていたが、その後別居。震災で船を失い、海に出ることを諦めた父の思いを継いで漁船を購入する。 震災後、妻を失って立ち直れなくなった父の姿に、自らもいずれそのようになることを恐れ、他人との深い付き合いを避けるようになる。 ともに気仙沼で働く未知と親しくしつつも、一線を引いて付き合ってきたが、「今目の前にいるその人を最大限大事にするほかに、恐怖に立ち向かうすべはない」という菅波の言葉をきっかけに、未知が抱えてきた苦しさを受け止め、力になることを誓う。 野村明日美(のむら あすみ) 演 - 恒松祐里 百音の幼馴染で同級生。愛称は「スーちゃん」。 中学時代はモネに誘われ吹奏楽部に入部しフルートを担当。卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災した。 高校卒業後に亀島を出て、仙台の短期大学の保育科を卒業。SNSを通して誘われた東京のアパレルショップに就職する。 上京後は都内のリロケーション物件に住む予定であったが、家主が急に結婚して帰宅することになったため入居できなくなり、百音と一緒に汐見湯に入居する。 亀島では亮に好意を寄せ続けていたが、上京後、百音の先輩の内田が元モデルと知って関心を持ち、服選びを手伝ったのを機に恋仲となる。 百音の帰郷後も東京で暮らす。 後藤三生(ごとう みつお) 演 - 前田航基 百音の幼馴染で同級生。西暦894年に創設された寺「星明寺」の住職の息子。まわりからは「みつお」と呼ばれる。 中学時代はモネに誘われ吹奏楽部に入部しトロンボーンを担当。卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災した。 高校卒業後は仙台の仏教系大学に進学するが、震災で多くの人を見送ったのを目の当たりにしたことから一時は寺を継ぐことを拒み、ロックバンドやラップに傾倒する。 しかし2019年の秋、島の人々や幼馴染の前で寺を継ぐことを宣言し、剃髪する。 その後、コミュニティFM「はまらいん気仙沼」にパーソナリティとして出演するようになる。 早坂悠人(はやさか ゆうと) 演 - 髙田彪我 百音の幼馴染で同級生。卒業コンサートの練習中に東日本大震災に被災した。 中学時代は百音に誘われ吹奏楽部に入部し、ユーフォニアムを担当した。 仙台の大学を卒業後、気仙沼市に就職する。 百音が気仙沼で仕事を始めるにあたり、上司の遠藤との間を取り持ったり、百音の業務スペースを確保するなど協力する。 及川新次(おいかわ しんじ) 演 - 浅野忠信 亮の父で耕治の幼馴染。腕の良さで評判の漁師だった。 百音を出産する際に産気づいた亜哉子を、海が荒れるなかにも関わらず船で本土へ送り届けた。 東日本大震災で自宅や建造したばかりの自身の漁船を流され、妻の美波も失う。それ以来、酒に溺れ度々警察の世話になるが、亜哉子の助けで治療のために病院に通う。 震災後、耕治の強い勧めで再度船を持とうとしたものの、隠していた他の借金が発覚し銀行から融資を断られた経緯から耕治とは疎遠になっていた。しかし、2016年の台風8号の襲来の際、耕治の懇願を受け、亀島の漁船を避難させる。 その後、知人の誘いでイチゴ栽培の手伝いをする中で、元に戻ろうとする以外の道があると気付き、船に乗るのを諦める決心をする。 及川美波(おいかわ みなみ) 演 - 坂井真紀 亮の母。東日本大震災で被災し行方不明となり、新次が長年の苦悩の末に死亡届を書く。 新次や耕治とは幼馴染で、耕治の初恋の相手だった。 誰とでも仲良くなれる明るい性格で、酒に酔うと決まってカラオケの十八番である「かもめはかもめ」を歌っていた。 横山フミエ(よこやま ふみえ) 演 - 草村礼子 美波の実母。美波の死亡届を出すよう新次に依頼する。 後藤秀水(ごとう ひでみ) 演 - 千葉哲也 三生の父親。「星明寺」の住職。 大学に進学後、寺を継ぐことを逡巡していた三生を黙って見守り、三生が寺を継ぐことを決めた際には自ら息子の髪を剃る。
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