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番台別解説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 13:16 UTC 版)

国鉄EF67形電気機関車」の記事における「番台別解説」の解説

基本番台 基本番台下関方)2005年10月撮影 基本番台東京方) 2005年10月撮影 老朽化したEF59形置き換え用として、1982年から運用開始された。EF60形0番台一般型)4次・5次車から3両 (1 - 3)改造された。 車体台枠を400mm延長したうえで1エンド側(東京方)には貫通扉デッキ付けられている。走行中に連結器ロック自動解除し列車から切り離すため、自動解放装置備えた密着自動連結器装備する100番台には自動解放機能取り付けられなかったため、走行中に自動解放する列車限定運用されていた。2002年走行中の自動解放廃止されたことにともない、同装備外された。 主幹制御器はMC30(種車のもの)をベース改造され補機運用使用される1エンド側には空転防止用の「均衡ハンドル」が追加されたMC30A、回送時に使用される2エンド側は逆転ハンドルに「前進回生ブレーキ位置追加されたMC30Bを搭載する機関車単機回送となる下り方面西条駅基準広島方面、2エンド先頭)では4基の主電動機走行し中間台車回生ブレーキ専用となる回路とした。 制御器および補機動作電源として、103系発生電動発電機定格容量20kVA)を搭載している。 民営化後側面中央の明かり取り窓の間に白色JRマークが貼られていた。その後1号機以外は、コンテナブルー基調とし、JRマークとその下に「FREIGHT」と白抜き書かれた、ピクトグラム調のロゴ変更された。 本区分更新工事施行されていない改造元の種車以下のとおりである。 EF671 2 3 EF60104 129 88 100番台 100番台 更新前(下関方)2002年10月撮影 100番台 更新前(東京方)2009年8月撮影 100番台 更新後(下関方)2009年11月撮影 100番台 更新後(東京方)2009年8月撮影 貨物列車増発EF61形200番台置き換えのため、1990年から運用開始EF65形0番台一般型6次車最終量産車)を改造して、5両 (101 - 105) が製作された。 上り方にあるデッキは、基本番台より小型化されており、連結器緩衝器収めている。基本番台にあった貫通扉デッキ階段廃止された。走行中の自動解放機能省略され並形自動連結器とされた。緩衝器上り方の連結器装備したため、種車であるEF65比べ車体長が、片エンド側のみ延長されている。 下り側のスカート正面下辺について、通常直線であるが、101号機のみ斜めになっている。 101102号機は、基本番台同様の導通サイリスタ用いた東洋電機製造チョッパ装置搭載するその後サイリスタ素子生産中止になったため、103-105号機はGTO素子(4,500 V - 3,000A・東洋電機製造製)を用いたチョッパ装置搭載している。 基本番台同様に補機運用使用される1エンド主幹制御器には空転防止用の「均衡ハンドル」が、回送時に使用される2エンド側は逆転ハンドルに「前進回生ブレーキ位置追加されている。 通常の列車牽引運用考慮入れ0番台異なり2エンド側が先頭となる場合でも主電動機6基での運転を可能としている。 2003年より更新工事を受け、パンタグラフがシングルアーム式に、尾灯が外ハメ式の丸型タイプから外ハメ式の角型タイプLED灯にそれぞれ変更された。塗装について変更され従来の赤11色を基調としつつ、乗務員扉が直流機関車を示すクリーム色前面窓側面周辺が黒、車体裾部がグレー帯と白帯塗られている。また、側面明かり取り窓間のJRロゴ無くなった替わりに、各側面機関士側の運転側窓下に、白抜きJRFロゴ入れられるなど、外観変化している。 シングルアーム式パンタグラフ不具合多く、再びPS22Bに順次交換されている。 改造元の種車以下のとおりである。 EF67101 102 103 104 105 EF65134 131 133 132 135

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