甲子園成績23勝3敗とは? わかりやすく解説

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甲子園成績23勝3敗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 03:37 UTC 版)

吉田正男」の記事における「甲子園成績23勝3敗」の解説

第8回選抜中等学校野球大会昭和6年1931年)春)……準優勝 ○11-0川越中学、○3-0第一神港商業、○3-0和歌山中学、●0-2広島商業 これが中京商にとっても春夏通じて初めての甲子園であった吉田は3試合連続完封やってのけチーム決勝導いたが、2点抑える打線広島商業エース灰山元治打てず、広島商業夏春連覇許した第17回全国中等学校優勝野球大会昭和6年夏)……優勝4-3早稲田実業、○19-1秋田中学、○5-3広陵中学、○3-1松山商業、○4-0嘉義農林 東海予選では全6試合完封甲子園出場した1回戦早稲田実業戦では3点先行許したサヨナラ勝ち救われそのまま4試合完投決勝進出した嘉義農林初出場エース呉明捷擁していたが、吉田はあっさりと完封し初出場初優勝成し遂げた第9回選抜中等学校野球大会昭和7年1932年)春)……ベスト43-1平安中学、○3-2坂出商業、○8-0長野商業、●2-3松山商夏春連覇目指し順当に勝ち進んだが、準決勝松山商エース三森秀夫投げ負け夏の雪辱を果たされた。松山商業はこの大会で優勝した第18回全国中等学校優勝野球大会昭和7年夏)……優勝5-0高崎商業、○7-2長野商業、○4-0熊本工業、○4-3松山商業(延長11回) 高崎商業戦は1安打完封熊本工業戦では途中で三塁手まわった決勝は9回1死まで3点差の楽勝ペースだったが、失策と3連打同点とされた。しかし、延長11サヨナラ勝ち2度目優勝投手となった第10回選抜中等学校野球大会昭和8年1933年)春)……ベスト43-0島田商業、○1-0興國商業延長1322奪三振)、○3-1享栄商業、●0-1明石中学 2試合連続完封22奪三振、享栄商業との愛知県対決制したが、明石中学エース楠本保立ちはだかった中京商業は3安打し打て完封負け明石中学決勝点吉田与えた押し出し死球だった。 第19回全国中等学校優勝野球大会昭和8年夏)……優勝 ○11-0善隣商業ノーヒットノーラン)、○3-2浪華商業、○2-0大正中学、○1-0明石中学延長25回)、○2-1平安中学 3連覇への道は厳しく楽に勝てたのは1回戦のみであった浪華商業戦では3回三塁バックアップ入った際、外野からの送球顔面に受け、左マブタを3針縫った続投した。準々決勝藤村富美男エースだった大正中学完封。そして3日後の準決勝伝説延長25回の死闘明石中学中田武雄との壮絶な投げあいを演じた(→詳細中京商対明石中延長25回参照)。この試合吉田336球を投げることになったが、試合後に「明日決勝では投げるのですか?」と尋ね記者に、「明日また明日ですよ。今夜ぐっすり寝てみたら何とかなりましょう。」と言ってのけた。しかし流石に336球の影響隠しようがなく、翌日決勝では10四死球献上吉田としては「肩が言うことをきかず、ボール行方ボール聞いてくれ」との心境であった。それでも終わってみれば被安打2、失点1に抑え切り、前日言葉通り本当に「何とか」してしまったその右腕には、不思議な神通力秘められていると評された。

※この「甲子園成績23勝3敗」の解説は、「吉田正男」の解説の一部です。
「甲子園成績23勝3敗」を含む「吉田正男」の記事については、「吉田正男」の概要を参照ください。

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