甲冑の男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 03:26 UTC 版)
「悪の組織・勢力 (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事における「甲冑の男」の解説
ガイル・ハイダウト 第6章に登場する悪役。常に「永の甲冑」という鎧を身に纏っており、戦闘ではこの甲冑とポケモンの攻撃を反射する「瞬の剣」(ダツラ曰く、"リフレクター"と"ひかりのかべ"両方の特徴を持った、特殊なバリアアイテム)を使って自ら戦う。ジラーチを捕らえ、人の願いを叶えるジラーチの力を利用してカイオーガよりも強大な「海の魔物」(姿形はカイオーガそのもの)を出現させ、世界を海の底に沈めることを目的として行動していた。 その正体は、元アクア団リーダーのアオギリ(意図的に正体を隠していることが示唆されている)。アクア団総帥時代と比べて、口調がかなり変わっている。 第4章の最終決戦後、マツブサと共にその「悪の素質」を惜しんだSaqueに助けられたが、宝珠を取り込んだ影響で肉体は崩壊直前であった。そのため、内部の時の流れが外界と比べはるかに遅い(ゆえに肉体の崩壊までのわずかな時間を引き延ばせる)永の甲冑を求めてマツブサと対決、勝利しそれを装着することで肉体の崩壊を防いでいる。 ジラーチを捕まえるために一部のポケモンを凶暴化させたり、バトルファクトリーのポケモンを奪ったりと裏で暗躍していた。その存在に気づきかけたダヅラを情報を入手するついでに襲い、ジラーチを追ってアトリエの洞窟に向かう。そこでエメラルドやフロンティアブレーンと相対し圧倒するも、気を取られた隙にジラーチには逃げられてしまった。バトルドーム終了直後に会場に現れ、ジラーチを捕まえて願いを叶えるためにバトルタワーに向かうも、第三の目について知らなかったため、願いを叶えるのに失敗する。そして洗脳したリラをエメラルドと戦わせ、ルビーとサファイアに自身の正体を明かした。その後駆けつけたダヅラから情報を奪い取り、ジラーチに願いを叶わせることに成功する。さらにそのまま全員を始末しようとするも駆けつけたゴールドとクリスタルに妨害され、願いを三つ叶えられることを知らずにジラーチも手放してしまう。そしてジラーチがエメラルドを認めたことで歴代の図鑑所有者が復活し、それに対して支配下においたポケモンを使用して交戦。しかし、レッドとゴールドの連携で鎧を破壊され、操ったポケモンもエメラルドによって鎮められてしまう。 「海の魔物」も12匹のポケモンが放った究極技で倒されてしまい、本人も衰弱して弱りきったところをエメラルドに声をかけられる。そこで独りを自ら望んだと自虐めいた独白を述べ、自分を助けようとするエメラルドの手を払い、鎧に駆けつけるもゴールドの用意した偽物とすり替えられていたため、崩壊した本物の鎧を再び身に着けようとした直前に消滅した。 ガイルの名は漢字で書くと「鎧流」となり、海を求めるアオギリに対してSaqueが「鎧をまとい荒ぶる海の流れのごとく」として与えたもの。手持ちポケモン アメタマ♂→アメモース♂ 特性:すいすい→いかく 性格:ずぶとい 技:"サイケこうせん" 粘液で敵の足元を固定する、"サイケこうせん"でモンスターボールの開閉を妨げる、人やポケモンを操る、触角での威嚇で敵を足止めするなど多彩な戦法を持つ。作者によると、ガイル=アオギリのアメタマはタマゴから生まれ、愛情を込めて育てられたという。 トドゼルガ スターミー(複数) ドククラゲ
※この「甲冑の男」の解説は、「悪の組織・勢力 (ポケットモンスターSPECIAL)」の解説の一部です。
「甲冑の男」を含む「悪の組織・勢力 (ポケットモンスターSPECIAL)」の記事については、「悪の組織・勢力 (ポケットモンスターSPECIAL)」の概要を参照ください。
- 甲冑の男のページへのリンク