生月村とは? わかりやすく解説

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生月町

(生月村 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 13:13 UTC 版)

いきつきちょう
生月町
生月町旗
生月町章
生月町旗 生月町章
廃止日 2005年10月1日
廃止理由 新設合併
平戸市、田平町大島村生月町平戸市
現在の自治体 平戸市
廃止時点のデータ
日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
北松浦郡
市町村コード 42382-3
面積 16.58 km2
総人口 5,378
(2005年5月1日)
隣接自治体 平戸市(橋で隣接)
生月町役場
所在地 859-5703
長崎県北松浦郡生月町里免1660番地
外部リンク 生月町(アーカイブ版)
座標 北緯33度23分11秒 東経129度25分50秒 / 北緯33.38647度 東経129.43064度 / 33.38647; 129.43064座標: 北緯33度23分11秒 東経129度25分50秒 / 北緯33.38647度 東経129.43064度 / 33.38647; 129.43064
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生月町(いきつきちょう)は、長崎県の北部、生月島を行政区域とするで、北松浦郡に属していた。

2005年10月1日平戸市田平町大島村と合併(新設合併)して新たに平戸市となり、自治体としては廃止された。

地理

地域

地名

または浦を行政区域とする。生月町では免・浦の名称に大字(生月・山田)を冠称していたが、1970年に大字を廃止した。

合併し平戸市となって以降は、免・浦の名称に「生月町」を冠し「生月町○○免(○○浦)」と表記している。

旧大字生月
  • 壱部浦(いちぶうら)
  • 壱部免(いちぶめん)[1]
  • 里免(さとめん)
旧大字山田
  • 舘浦(たちうら)
  • 南免(みなみめん)
  • 山田免(やまだめん)

歴史

行政

  • 町長 : 森隆俊(最後の町長)

姉妹都市・提携都市

産業

江戸時代捕鯨の島として栄え、平戸藩の財政を支えていたといわれる。昭和の時代には東シナ海巻網漁業に進出、最盛期には20以上の大型巻網漁船団を擁し、島の経済は大いに潤った。近年は漁獲量の減少などにより船団数も激減している。

名産品

  • あごだしラーメン - 生月島ではあご(トビウオ)漁もさかんで、炭火で焼いた「焼きあご」を昔から味噌汁雑煮うどん等のダシに利用していたが、1991年生月大橋開通前後に、「焼きあご」をラーメンのダシに使った「あごだしラーメン」の店が営業を始め、好評を博している。店で食べるほかにも販売されていて、生月町の名物のひとつになっているほか、平戸市内や佐世保市など長崎県北部でも「あごだしラーメン」は広まりつつある。

教育

中学校

小学校

交通

空港

鉄道

また、かつては平戸島の薄香港からのフェリー航路が主な交通手段だったが、1991年の生月大橋開通と同時に廃止された。その他に野母商船博多福岡市) - 福江五島市)航路が生月島の舘浦港に寄港していたが、下り便は1992年に、上り便も2007年1月のダイヤ改正で舘浦への寄港はなくなった。

バス路線

一般路線バス

道路

高速道路

なし。最寄りインターチェンジは西九州自動車道佐々インターチェンジ

一般国道

なし。

主要地方道

有料道路

名所・旧跡・観光スポット

生月大魚籃観音

生月町出身の有名人

生月町を舞台とした作品

参考文献

注釈

  1. ^ ジャンボタクシーは佐世保駅みなと口、リムジンバスは佐世保バスセンターで下車する。リムジンバスが佐々バスセンター行きの場合は終点まで乗って平戸桟橋行きに乗り換える

脚注

  1. ^ 合併時に壱部免を廃し「生月町壱部」、「生月町御崎」に分割。末尾の「免」は表記しない。
  2. ^ 泉麻人『バスで田舎へ行く』(初版)JTB、2001年。ISBN 4533037623 
  3. ^ 長崎県平戸市生月町博物館 島の館”. 平戸市生月町. 2024年10月4日閲覧。
  4. ^ 黒瀬の辻殉教地・ガスパル様”. 平戸観光協会. 2024年10月4日閲覧。
  5. ^ 塩俵の断崖”. 平戸観光協会. 2024年10月4日閲覧。
  6. ^ だんじく様”. 平戸観光協会. 2024年10月4日閲覧。

関連項目

外部リンク




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